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2011年10月10日 (月)

盆栽のようなオートバイって…(笑)

「ハーレーやBMW、ドゥカティみたいに他の人に見せる盆栽のようなものはホンダには無理。だから少なくとも実用品というか、乗ってどうのというのは絶対負けないようにしろと、見せてどうとか飾ってどうとかという所はあきらめてもいいから、乗ってどうだけちゃんとやれと社内には言っている」引用元=レスポンス


ハーレーダビッドソンBMWのバイク

ドゥカティホンダCB1100

思わず「盆栽」って表現に噴き出しちゃったw。確かに悠然たるハーレーダビッドソン、彫刻美の水平対抗エンジンBMW、陽気で深紅のドゥカティとホンダはちがう。でも盆栽ってさあ…(笑)。空冷4気筒のCB1100は、十分に盆栽レベルの美しさがあるとぼくは思うけれど。



“高出力高回転バイクの時代じゃない” “8時間耐久レース仕様で街を走るのは楽しくない”
と語るのは鈴木哲夫さん、本田技術研究所の常務である。まさに同感。オートバイに乗らないぼくは、うるさくて独善的な運転を見るたびに「オートバイなんてなくなれ」とつぶやく。やさしいライダーも多いと思うのだが、自転車の方が何十倍も平和な乗り物だと思う。

鈴木さんはどんな人なんだろう。83年に本田技研に入社以来ずっと二輪の開発に携わる。2000年からはレーシングも担当。開発者だがコチコチじゃない。どういうオートバイが時代に合っているか、autoc-oneのインタビューでこう語る。

アメリカのハーレーは、ゆったり走らせる魅力や、その佇まいなどがお客様の共感を呼んで、とくにここ20年くらい全世界的に売れ行きを伸ばしてきましたよね。ドイツのBMWもハーレーを勉強して、絶対性能を売りにするバイクも一部にはあるけれど、その多くはライフスタイルを提案するバイクを作りはじめた。引用元=オートックワン

盆栽という意味のウラには「絶対性能ではなく、楽しく乗れて、社会的な価値もあり、ガレージで磨いても楽しい」そんな意味があったんですね。確かにCB1100にはガンガン走り屋のイメージはなく、日本の風景にマッチする機能美が溢れている。

世の中の人に受け入れられないといけないという意味で、その指標の一つが販売台数だと私は考えます。ホンダって、誰でも買えるバイクを作ってきたメーカーだと思ってきたので、買ってもらえない(お客様に喜んでもらえない)ホンダのバイクはだめだと。引用元=同上

いやいやホンダだけではなく、オートバイは売れていない。この10年間でおよそ半分、特に50cc以下の需要の激減は、スクーターより自転車の魅力が高まったからだろうか。(下図はJAMA統計



売れない時代の答えは何だろう?ふたつほど考えてみた。鈴木さんはご自身で自転車も10台持ち、自転車乗りの心も知っている。ならば「HONDAブランドの自転車」はどうですか?(MTBや電動バイクはあり)。ホンダのロードレーサーなんて夢だ。圧倒的に売れるのではないだろうか。



もうひとつは「女性」。ハーレーは女性にフォーカスしている。“女性たちのハーレーダビッドソン”は気になる。女性に愛されると展開はちがう。凡才じゃない鈴木さん、こんな人が本田の社長になったらおもしろいと思う。

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