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2011年11月18日 (金)

脳内中毒について

さもありなんと思ったのが『ゲーム好きな人の脳を調査、灰白質が大きいという傾向』という記事。

(9 時間以上ゲームをするグループと、まったくしないグループの)両グループに頭部 MRI 検査を行ったところ、ゲーム好きのグループの人の方が感情と行動の相互作用に影響する、腹側線条体に占める灰白質の割合が大きいという結果が出たのだそう だ。以前行った調査では、この腹側線条体の機能が「中毒行動を促す最重要候補である」ことを特定していた。引用元=スラド

14才の少年少女154名を対象に、Ghent University(ベルギー)の研究者が頭部MRIを用いて明らかにしたのは、中毒ゲーマーは腹側線条体(ふくそくせんじょうたい)で灰白質(かいはくしつ)が大きくなる。おっと知ったかぶりして書いてもさっぱりわからん(笑)。

池上彰しよう。感情や振る舞いを作用し合うのが腹側線条体で、ゲーマーはその場所に神経細胞がぎゅっと集まる灰白質(英語でgray matter)がたくさんできることを発見した。それが中毒症状の元だというのだ。次の画像を観よう

上の図に比べて下の方がグレーの部分が多い。その部分が灰白質=大脳皮質であり、内側の白質を覆うようにでっかくなっているのがわかる。どうやらこういう状態が中毒ということらしい。間違ったらすまん。だが、確かにのめりこんでいるゲーマーの眼はウツロ。こうしてみると脳もウツロなのかもしれん。

さ らに中毒グループでは「負けている」と思ういう状況でドーパミン(脳内麻薬)がさらに放出されるという。勝って興奮して放出されるよりも、負けて取りもど そうとする方がたくさん麻薬を放出するというのだ。なるほど、カジノで100億円も突っ込んだ製紙会社会長を見れば分かる。

かつて「ゲーム脳」なんて根拠がないと一蹴されたけど、ぼくはそれはあるように感じていた。この実験はその裏付けの第一歩だ。

でも灰白質が大きくなるのはゲーマーに限らないと思う。目先だけを見て周りが見えない人、自己中心がひどい人、空気をまったく読めない(読まない)人。ばかじゃない、とつぶやきたくなる彼らも、どこか脳内中毒じゃないだろうか?

負けを取り返そうとして力が入るのは、ワクワク・ドキドキと似ている。恋は盲目、あばたもエクボというように視野狭窄になる。正常な脳じゃなくなる。恋こそ幸せな脳内中毒ではないだろうか?

脳もひとつの臓器。休肝日で肝臓を、深呼吸で肺を整えるように、脳も臓器として休みを与え、機能回復させてやらないと狂うのである。

しかし、だ。中毒症状の無いバランスの取れた“キレイな脳”(こんな文科系の言い方を許してくれ)がいいとも限らない。何かに中毒になる“変人”の方が、何かを成し遂げることもある。問題は何に中毒になるか?いかに中毒を発揮するか?なのである。ゲームでウツロになるのはもったいないと思う。

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