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2011年11月22日 (火)

いつかミニ書店を開くぞ。

大阪でミニ書店が相次ぎ登場』という記事がぐっときた。

食べ歩きが好きならこの時代小説は?」。古着屋やカフェが並ぶ北区中崎町かいわい。古民家の6畳間で書物談議が盛り上がる。昨夏に開業した「本は人生のおやつです!!」の店主、坂上友紀さん(32)の売りは〈読書カウンセリング〉だ。 引用元=読売

大阪ではミニ書店のオープンが流行だとか。『本は人生のおやつです!!』というネーミングもいこのお店はどうやらお八つや食がテーマ。その他にもレトロ本や自作にまつわる本などテーマ書店がにょきにょき。その強みはカウンセリングというように、そのジャンル本の集積、店主の想いや知識である。店も店主もコアなら、お客さんもコア。

なぜミニ書店?を考えてみよう。



書店トレンドは「巨大化」。上のグラフでは中小書店が閉店し、大型書店がじわりと伸びる。実感でも郊外繁華街や住宅地の書店はいつの間にか消え、都心の駅ビルのリニューアルではおキマリの大書店の出店ばかり(グラフ引用元も読売)。



書店の売上高を見てみよう。ひどいことにどの業態も対前年比マイナスだが、特にビジネス街の書店のマイナスが大きいのはAmazonの影響だろうか。それともお小遣いも会社の予算も減っているからだろうか。ひとことで言えば「どんな立地でも本は売れない」のである。

本が売れないというのに、まだ1日数十冊以上の新刊がある方がどうかしている。再販制というぬるま湯もどうかしている。



電子書籍の先進国アメリカでは、5年後に本屋が無くなると言われる。現に大手ボーダース書店は事業を精算した。もうひとつの大手のBarnes & Noble/バーンズ&ノーブルは、7インチタブレットの『NOOK Tablet』電子リーダーを発売する。電子書籍サイトも自社で運用してクラウドで生き残ろうというねらい。

ではすべての本屋はダメなのか?そんなことはない。特定ジャンルのミニ書店だって流行る。神保町の古書店街を歩くと幾つか閉店はあるけれどがんばっている。もちろん店頭販売だけでは食えないが、古書の入札や業者間取引で収入を得ている。稀覯本、美術書、郷土史、仏教、古典芸能、演劇など、特定のジャンルがあるのだ。

本の目利き”ができればいい。中途半端に中小はダメだけど。

ということで、ぼくも自分が目利きできるジャンルで本屋をいずれ始めたい。と短絡的に思ったのだが、物事は極めて短絡思考で始まるものだ。ぼくのジャンルはズバリ(何がズバリかわからんが)“1960年代”である。あのアバンギャルドでカウンターカルチャーでポップでスピリチャルでビューティフルでセンチメンタルな1960年代。このテーマの本屋をやりたい(いつか)。

60 年代を匂わせる本であれば、出版年はいつでもいい。60年代をどう規定するかがポイントなのだ。たとえば『ペリーメイスン』は60年代ぽい。60〜70年 代の『タミヤニュース』はそのものだ。雑誌『スイングジャーナル』『ESQUIRE』『NEWYORKER』『ROLLING STONE』、イーディ・セジウィックやウォーホル、ケネディ…。捨てちゃった“第二次世界大戦ブックス”が惜しい。



73年の『ミュージックライフ』は先日神保町でのひろいもの。あまりに埃ぽくて、喉が弱いcherryさんが咳き込むので、某マニアに進呈しようと思ったが、いつか『60年代書店』を開くことにしたので保管します。

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