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2011年11月 4日 (金)

風邪という現実を歪曲したい

今日は金曜日、一般的には労働日だったが、cherryさんと申し合わせてギャラリーはお休みにした。ミニ連休を伸び伸びできるはずだったのに、ああ…風邪が治りきらない。熱は引いたが咳がぶりかえして鼻水も止まらん。ぐすん。

天皇陛下もお召しになって、今日、文化勲章授章者とのお茶会を欠席したそうだから、宮中だろうと平民宅だろうと、風邪は平等にやってくる。だがぼくにはお茶会の予定はなかった。念のため。

ライオン『バファリンかぜEX』現代人応援プロジェクトの調査によれば、3人に2人は「かぜで仕事は休めない」 そうだ。もちろん「キミがいないと仕事が進まない」なんて人はほぼ存在しない。天皇陛下にも皇太子という代役がいる。首相がG20で何をしているかさっぱ り伝わらないし、かのスティーブ・ジョブズだってAppleを一度追われたのだ(まだそのくだりの手前まで読んだところだ=自伝)。休め休め。

同調査で「かぜの代償はいくらか?」という問いがあり、20〜50代の平均値は「21,720円」。薬代、日給、効率低下などを金銭に置き換えたものだ。働き盛りの40代で29,948円は妥当なのか、こんだけなのか微妙だ。

風邪は3万円というのが、ひとつの価格ライン。

身体が資本のスポーツ選手はもっと影響がでかい。その試合を休むだけでなく、コンディションを戻すのに数日を要して、次の試合も休みになるかもしれない。一流になれば損失は数100万円になるだろう。だが彼らは意外によく風邪をひく。なぜだろう?

スポーツ選手が風邪をひきやすい理由』 という記事を見つけてハハンと思った。スポーツ選手は風邪をひく頻度が一般人の3倍もあり、マラソンランナーの5〜7割が競技後に風邪をひくそうだ。それ は彼らは極限まで自分を追いつめているから、皮膚・粘膜の機能が低下して、ウィルスに弱くなる。しかも団体行動なのでひとりがひくとみんなにうつす。

スポーツ選手はウィルスと隣り合わせのライン上で常に戦う。

それなら馬鹿になればいいのだろうか?

ほら「馬鹿は風邪をひかない」と言うでしょう。風邪を感じないほど馬鹿だからと読むか、馬鹿には特別の免疫があると読むか、馬鹿には馬鹿なりの予防策があると読むか、読み方次第で広がることわざ(?)である。

不意に裸の大将を思い出した。(画像引用元



彼はいつもランニングの下着姿で「ヘ…エックション!」とくしゃみしながらも(そんなシーンはなかったかも、あるように見えるだけかも)、全然風邪はひか ない。免疫があるというか、馬鹿なので感じないというか、感じても生き抜くというか、ともかく風邪の方が商売あがったりなのだ。

いや彼は馬鹿じゃない。絵を描くことで風邪も浮き世のウサも、遮断したじゃないだろうか。そうありたい。

身体の不調は精神と身体を分離させる。動きたいのに動けないカラダを抱える自分と、休んでろよと甘やかす自分とが交互にやってくる。どちらもぼくなのだが、ジョブズの自伝を読みかけると、Reality distortionという言葉に出くわした。

現実歪曲

ジョブズにかかると作れそうもないものが作れ、売れそうもないものが売れると感じる。だから周囲は「やるしかない」と思い出す。それが顧客にも伝わり「買うしかない」と思わせる。Appleの奇跡は、ジョブズによって現実と夢の一線を越えて実現した。それが現実歪曲だ。

ぼくも風邪という現実を歪曲するため、ジョブズのようにベジタリアンになってりんごで治すか。ともかく明日も安静だ、こりゃ治らん。

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