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2011年12月 2日 (金)

温泉の熱さに慣れる方法

いやあ温泉ザンマイでした。日本列島に寒気がやってきた昨日と今日、ポカポカでした。一生分て言うていいほど温泉に入りましたわ。ほんまにいくつもいくつも温泉めぐり。足が棒になりましたわ。となぜか関西弁。仕事ですよ仕事♪

cherryさんとX温泉のある施設で、アートイベント企画づくりの下見にゆきました。温泉地のあれこれを知らないと企画は生まれない。そこで温泉めぐり。村中に源泉が散らばるこの地、入りたい放題なんですが、ただしあることに強くないとだめ。



熱さ。ここの温泉はとても熱い。

つま先だけでもアチチの湯もあって、こんなのガマンして入れるのか?と思えば、地元の人は水をガァーっと出して、湯船の脇に掛けてあるシーソーのような板で がんがん振りチンでかき混ぜるんです。なるほど、次からはぼくもテコの原理で板をザッブーンとしました。振りチンでね。



2つの熱さの浴槽のある温泉もあって、これならA液からB液へ、慣れてから移動もできる。

これを見て思いだした。小学生時分、引っ越した家は古家でお風呂が無かった。近所の銭湯に通う日課になった。銭湯には熱い湯と普通の湯が2つある。子供のぼくは熱い方は熱いし、「あぁ〜…うぅ〜…」と唸って入るおじいさんが居て、怖くて入れない。ヌルい方でちょこっと入って出てしまう。

唸るおじいさんは、身体から湯気をだして上がってくる。昭和の銭湯ですから庭があって、縁台から庭に向かってフリチンで立つ。タオルをビシッ、ビシッと身体に当てて水分を吹き上げるのだ。なんて日本人なのだろうか。


画像引用元

熱いと言えばサウナも熱い。あの熱さには「ストイックに健康になるぞー」みたいなガマンくらべがある。普段はシャワーですますアメリカ人も、ヌル湯のジャグージー好き。おしゃべりしたり本読んだりと、「がんばらないで健康になる」という怠惰なアメリカンお風呂かな。そしてぼくにとって“人間再生の聖地”であるテルムマラン(千葉県勝浦市)は、タラソテラピー=海洋療法の施設。様々な気泡と水流で「自分を取りもどす」プールお風呂だ。

世界には色んなお風呂がある。色んな気持ち良いがある。ひるがえってこの温泉の気持ちよさは「熱さ」だろう。地元の人はみんな熱さに強いのか訊いてみた。

「えいっと入ってしまえば何のことはないよ」振りチンでシーソー板のオジサンが言った。

村を歩くとどこもたくさんの温泉が流れる。村が源泉に寄り添って生きている。温泉は観光資源であるだけでなく、みんなの生命資源でもある。その熱さは自然の恵み。土地の自然を健康して、さらに「そこに住む人びとにも分けてあげよう」という恵みなのである。

湯船にえいっと入るように村の中に入って、企画の成功に恵まれたい。

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