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2012年1月 9日 (月)

アニマルへアカットの恍惚写真

昼間にこんな猫画像をFacebookにアップして遊んでみたんだけど、曲線のバランスが偶然にしてはできすぎ。極めてナチュラルに見えますけど、実際加工してるのだろうか?



ではこの猫はどうだろう?



こんな剃り、いれっちゃっていいの!いいんです。モヒカンにしてもいいんです。



こうなると「やらせ」じゃないかと思うわけですが、髭リスです。



あごひげに貫禄あるぜお猿さん(笑)。

画像はdesignboomより。

写真家兼グラフィックデザイナーのMladen Penevさんが、髭剃りのブラウン社のために制作した4つの作品。エージェンシーはstaudinger + franke。ブルガリア生まれのPenevさんの経歴を見ると、グラフィックデザインを学んでから写真の道に入っている。だからこその作品制作。

リタッチ”もしているようだが、どこまで加工しているのかはわからない。もちろんヘアカットはしているはず(じゃないとブラウンの広告の意味がない)。でもさらにぼくが感心したのは、どいつもこいつも人間クサい顔してること。この表情の瞬間は撮れるもんじゃない。



肩の肌を切り取る女、エミュが頭をもたげているネッシー湖(かな?笑)。彼の仕事を形容する言葉は“Photo Manipulations”、写真あやつり師というようだが、ぴったりだ。パイを焼くトースターの透視画像はユーモラス。せっせと焼いてくれてるんだ!



これらの作品を見て「しょせんフォトショでしょ」なんて言うのは浅い。最近のデジカメには色んな撮影モードのダイヤルが付いている。近接モード、遠景モード、セピアとか。文字入れやエフェクトを入れられるものもある。写真加工なんて誰でもお手軽にできる。

しかもレタッチだって機械的な加工なら、地方や中国に低コストで出す、そこではアプリで流れ作業でやっている、それが実情である。そんなレタッチでは売れない。彼がやっているのがちがう。

Mladen Penevさんは写真をキャンバスにしている。被写体をデッサンし、被写体を再構成している。そこには絵を描くのと同じオリジナリティとの格闘があり、創造がある。写真家とはそういう作業をしているのだ。虎刈りの猫がニャンと言おうとも。

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