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2012年1月23日 (月)

ダルビッシュに感じた。

ダルビッシュ有投手に(いまさらですが)ぐっときた。「戦力外通告を受けた選手をマネージャーに起用」という記事を読んだ。


ダース・ローマッシュ投手 画像引用元

その選手とは、07年に日本ハムに入団したダース・ローマシュ匡投手で、記録によれば1軍登板はわずか2回だけ。いずれも先発で通算7回と1/3、0勝1敗。

彼は2つの意味で“ダルビッシュ2世”と言われていた。

ひとつは191cmの上背(ダルビッシュは195cm)からの本格派。もうひとつは“ハーフ”(父はインド人)。将来を期待されながら力を出せなかった理由は怪我である。利き腕の肘に、松坂大輔と同じトミー・ジョン手術をうけた。そして1年3ヶ月後、戦力外通告。不運である。

ダルビッシュは彼をマネージャーとして米国に連れていき、そこで再起をかけさせるという。おせっかいと言うか、えらいというか、まあ人それぞれでいい。ぼくはダルビッシュは野球にかける想いが熱いから、同じ熱さをもつヤツを励ましたくなる人だと思った。

ダルビッシュの入団会見、実にクールな会見だった。

率直に「野球好きな少年」であり「ハードなトレーニングをやってきた」と語った。畏れもなく、自然体な受け答えだった。できない英語を無理して喋らない。『自主トレーニング先の宮崎から駆けつけ「ひげをそる時間も、髪の毛を染める時間もなかった」』というのはさすがである。

入団会見は人となりを表すばかりか、かなりの確率で成績さえ予言するものだ。

タイガースの入団会見で羽織はかまで現れたのは木田優夫投手。「ロボコップに会えなくて残念」と英語で笑わせたが、結果はでなかった。「やるからには阪神の代表、日本の代表として恥じないような成績を収めたい」と言ったのは泣かず飛ばずの井川慶投手。入団時から気負いすぎだったようだ。

サッカーの中田ヒデはイタリア語で挨拶して順応性を見せた。ゴルフの石川遼はへたでも愛らしい英語で応えて信頼をえた。そういえば沢尻エリカが「サマ」になったひとりよがりの会見も印象的だった。

ダルビッシュの同僚、斎藤佑樹投手は入団会見でこう言った。「早くファイターズの一員になれるように一生懸命頑張ります」ちょっと力が入り過ぎていましたね。


画像引用元

将来のある人の会見は、どうやら英語か日本語ではない。大風呂敷な言葉でも謙虚な言葉でもない。熱いものを自然にクールに伝える。ダルビッシュは相当やるなとぼくは感じた。

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