« パリのIKEAのアパルトマンは“地下鉄” | トップページ | 石原選考委員のおかげで芥川賞に注目した。 »

2012年1月17日 (火)

魔棲キングテープのこと

テープをちぎって貼る。ぐるっと貼る。重ねて貼る。それだけのことが、女子を燃え上がらせる。

た かがテープされどテープの争奪が繰り広げられたのは、2011年10月31日から11月8日まで渋谷のディクショナリー倶楽部で開催された『mt博 mt expo 2011』。初日、午前10時のオープンと同時に数十名がなだれ込み、色とりどり、デザインとりどりのmt(カモ井加工紙株式会社のマスキングテープのブ ランド名)を、買い物カゴに次々と入れる。ひとつ平均200〜300円、限定品もあるとはいえカゴに山盛り。ここでは不況もデフレも“封印”されていた。



ぼくが連載を持つ印刷業界誌『プリバリイン』の2012年1月号の記事、『マスキングテープを貼るように“素直に考えよう”』の冒頭からの引用である。

昨年mt博=マスキングテープの新作お披露目&販売会が原宿で開かれて、怖いもの見たさで行ったのだ。そうしたらホントに怖かった(笑)。凄まじかったんですよ〜。どこからこれほど女子が降ってきたのか。たかがテープされどテープを買うどのオナゴの目も、フツーじゃないんです。取り憑かれている。相対的におサイフはあっぱっぱ。ほら我が相棒cherryさんだってこんなに買ったのだから。



これでさえ平均購買数には達していなかったのです。みんなこの1.5倍くらい買っていた。何に使うのかって?まあ記事を読んでください。紀伊国屋書店本店、ジュンク堂書店(新宿三越アルコット6階)、丸善 丸の内本店、丸善 日本橋店、八重洲ブックセンター本店、文教堂書店(カレッタ汐留 B1階)、ジュンク堂書店 池袋本店では立ち読みもできます。

せっかくだから達人をひとり紹介しよう。ストリートアーティストMax Zornさんのテープアートがもの凄く見事である。

彼はこの絵を茶色のマスキングテープ一本で仕上げる。貼る、書きこむ、切る、また貼る。これを繰り返した挙げ句、シルエットアートができるのだ。

こんなアートまでできなくても、もっと手軽に、もっと自分らしくに楽しめるのがマスキングテープ。ぼくらの仕事場でもいろんなことに使っている。展示作業にも、グッズ封入にも、値札にも、ポスター貼りにも。だからいつも手元に置いている。



今日ぼくは歯痛で死んでたんだけど、その合間にcherryさんはある店舗に行って、たくさん買ってきたものがある。スワロフスキーやビーズやボタンやア クセ…いわゆるチャームである。数千円ですよ、数千円。彼女はそのお店に1時間はいたハズだ。訊けば他にもゴマンと買う女子が何人もいたという。

「あそこには魔が棲んでいます」

ナニ言ってんだ、女子にこそ魔が棲んでいる。ともかくこのチャームは、ある楽しい手づくりイベントに使う。近々その発表をするまでしばしお待ちくださいませ。

|

« パリのIKEAのアパルトマンは“地下鉄” | トップページ | 石原選考委員のおかげで芥川賞に注目した。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/158074/43781355

この記事へのトラックバック一覧です: 魔棲キングテープのこと:

« パリのIKEAのアパルトマンは“地下鉄” | トップページ | 石原選考委員のおかげで芥川賞に注目した。 »