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2012年3月 3日 (土)

朝のシンプルライフ

まだ家族が誰も起きていない休みの朝。なんにも音がない。もちろんテレビなんかつけない。キッチンにゆく。珈琲を淹れる。朝刊を開く。かさっという紙の音が朝っぽい。こういうのが理想だけど…(珈琲はインスタントだし朝刊よりiPadが多いのは内緒だぜ)。

ただ、そんな気分も家電の音にぶちこわされる。

オーブントースターのチン!、電子レンジのピコピコピー、電気釜も電気ポットもピー…と。目の敵にするほどじゃないし慣れてしまったけれど、電子音は苛立たしい。家電にはもっと良い音があった。かつて朝はもっといい音が満ちていた。

トースターがこんな形だった頃、まだかなあとスプリングが跳ねあがるのを待ち構えた。香ばしい匂いつきで、こんがり焼けたトーストが「ポン!」とこんにちは。このポンがいいんですよね。『ラッセルホブス クラシックトースター』は5枚きりは楽らく、4枚切りもいける。この曲線もいい。アマゾンで6,344円で発売中。

お湯もこんなケトルで湧かしたい。ピーッという蒸気音には急かされるんですが「はいはい待ってね」とつい声をかけてしまう。蒸気には包容力があるだろうか。『タバサ 笛吹きケトル 1.6L』はアマゾンで1,680円で販売中。

冬 の朝なら薪がパチパチいうストーブが理想だけど、そこまでゆかなくても、焔のユラユラが見たい。こういう形の石油ストーブはアラジンが原型だろうが、この 神田のあんこう料理店の前に出ているストーブもいい。なんで外に出してるの?と思っていたら、タバコ吸いのためだった。みんなにやさしいお店だ。

ト ントン…のまな板の音。ぼぉっと火の出る音。お湯が沸き、醤油の焦げる匂い。音と匂いと焔には昭和の暮らしのメモリーが詰まっていた。ノスタルジーと言わ れるが、あえてちょっと反抗したいのだ。ぼくらは失い過ぎている。ツルツルの突起の無い家電製品や機構部が無くなった電子機器に囲まれ過ぎている。

3月1日付けのうふふマーケティングにラジカセのことを書いたんですが、書くだけじゃなくて実践もしないとね。で、引き出しの奥からaiwaのポータブルカセット(HS-JS215W)を出してみた。立派にラジオも聴こえた。カセットもユルめだけど(笑)回った。

カセットの良いところは音だ。おっと音質じゃない。ボタンを押したりテープが回ったりフタを開け締める時の音だ。機械の音だ。実感があるでしょう?シンプルライフというのは「新しいモノにやたらまどわされない」という生き方でもあるから。

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