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2012年5月14日 (月)

イメージとパフォーマンス

ある商品開発のアイデアが数日前に閃いた。これはイイのではないか。ところが試作をしてみると、ちょっとちがうんだよな〜。思いと実際が一致しないのだ。

もうひとつ、cherryさんと製作中のウィンドウディスプレイの小道具も、うまくいくはずなんだけど…こっちも思いと作りがまだ一致せずで、もうちょっと手を入れる。

こういう不一致を何というのだろうか?ぶらりとスポーツサイトを読んでいたら、あった。

友利投手コーチは試合後、登録抹消を明言。「あれを(1軍に)置いておいたら大変なことになる。頭の中のイメージとパフォーマンスが一致していない。課題は体力」引用元=日刊スポーツ

プロ野球セリーグのDeNA中畑監督が、若い国吉佑樹投手の2軍落ちを決断した。可哀想な言われ方だがプロだから仕方ない。今日の言葉はこれだ。

「イメージとパフォーマンスが一致していない」

人の中ではイメージとパフォーマンスが相対している。イメージが胸を張っている。パフォーマンスはイメージを抱擁しようとする。しっかり抱き合ってキモチいい「らせん階段」をのぼるのが理想だ。だが国吉投手に限らず、「アタマの中ではできているんだけどなあ…」がある。イメージが先行してパフォーマンスが追いつかないのだ。

ときにぼくは妄想先行派である。

恋愛で「こうなったらいい」「こうなるはずだ」と妄想ばかり。きっと妄想で目がギラギラしていたな(笑)。妄想が恋愛だと勘違いして「振られる前に」終わった恋もあった。

かと思えば、宝くじが当たったら仕事をやめて世界一周旅行に…なんて妄想をする前に、「祖父の形見の懐中時計を直そう。あれ数万かかるって言われたもんな」なんてセコいことを妄想してしまう。貧乏性、妄想まで貧乏ではいかん、いかん。

野球の試合の途中。控え打者はベンチ裏の部屋で、鏡を前にバットを無心に振る。イメージトレーニングである。相手投手の攻め方、ボールと自分のパフォーマンスを一致させようとバットを振る。一致すれば打つ前に打てるのがわかるという。

イメージとパフォーマンスを一致させるにはどうしたらいいのだろうか。不断の努力がいるのはもちろんである。でも自分だけの世界の中のイメージではパフォーマンスはでない。対戦相手やお客さんをイメージしてパフォーマンスを合わせたい。

あえて「突き抜けるべき時」もある。イメージをチョモランマのようにそびえ立たせ、アマゾンのように悠々と流れる河となす。限界までイメージを膨らませる。イメージの豊かさや強さもパフォーマンスのうちなのだ。イメージとパフォーマンスのバランスを取りながら、アンバランスをあえて生み出す。常に掛け合う存在にする。

さて明日からのアートマルシェ神田でのmaruさんの『巡る』絵画展はどうだろうか。彼女の中でかなり掛け合いがあったようだ。良い絵がたくさんあるからそれがわかる。

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