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2012年5月 1日 (火)

企業を褒める

ここ二 三日、2つの作業で企業の良いところを探している。

ひとつ目はぼくが講師を務めるベトナム人留学生の就活支援講座。「就活トピックス」コーナーの来週のテーマは「志望動機を見つける」。企業の良いところを探して「志望動機を書こう」。だが傍目から企業の良いところはわかりにくい。まして学生に企業の内側なんてわかるものではない。

【会社は美人である】
そこでぼくの提案は「美人を褒める」アプローチ。

目         経営理念
笑顔        社長のインタビュー
声         社員、OBの声
服         事業展開や商品
特技     技術・ノウハウ
姿勢     社会貢献

会社=美人だと思いこんで(笑)、HPやネットから情報を探してほめる。あなたの目は静かな湖の深いやさしさに満ちている。ぼくは引きずりこまれてしまう…極端に言えばこんな感じ。ああ恥ずかしい(笑)。

なにしろ「御社は素晴しい経営をされてますね!」なんておべんちゃらを言えるほどぼくは大人じゃない。勤め人時代、良い事もあったが苦い事もあった。ブラックもたくさん見た。組織には美もあれば醜もある。これがフツーだ。


IKEAニューオフィス賞受賞の表彰状(昨年の取材時に撮影した)
【できるだけ自然に褒める】
会社をどう褒めるかはコラムでも直面する問題である。

取材先には、取材をさせて頂き、手配もしてもらってお世話になる。それはありがたい。取材される方も和やかにゆきたい。しかもぼくの記事は「ぐっときた」が出発点だから、基本的には褒めたいのだ。まして読者もネガティブな記事は読みたがらない。

だからと言って「企業の提灯持ち」では意味がない。誠実な記事とはぐっときたことを普遍性を持つように読者に伝えることだ。「引き出すように書かせて頂きます」「わかりました」と両者がその記事で社会に貢献する、という了解が暗黙に成立するのが理想である。

そうもゆかないときもある。たとえば広告記事だ。どうするか。ぼくなら組織ではなく、「個人の想い」や「仕事」や「ノウハウ」にフォーカスする。そこで褒める。個人を褒めればその力を引き出した組織も「エライ」となるから。

志望動機でも自然に正直に褒めるべし。それで落とされるなら、そこではきっと勤まらないのだ。

【企業を褒めるのに必要なこと】
さて企業を褒める作業、もうひとつは協賛金を募る営業である。長野県野沢温泉村でアートイベントを開きたい。村長にもOKをもらった。だが協賛金が集まらないとスタートができない。

cherryさんがピックアップし、ぼくのスクリーニングを経た会社に、時間をかけて「貴社のここが共鳴しました」と手紙を綴りだした。さらに貴社を選んだ理由も添える。関心をもってくれるかどうかはわからい。それでは困るのだが…。

ひとつ明らかなのは、企業を褒めるにはそれなりの準備がいることだ。美人だって「あなたは美しい!」では振り向いてくれないように。

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