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2012年6月21日 (木)

ブロークン・マリメッコ

今朝ふたつ誤算があった。

「バッサリ、と言いたいところですが、毛先をそろえて、こざっぱりで」
湯島のある床屋で言った。すると髪切り男はぼくのことばを復唱せずに「衿を出しますか?」と訊いた。
出さないで
出すんですね
ナチュラルな押し問答の末、バッサリ切りやがった。気づいたら坊主だった…。せっかく半年伸ばしたのに。この髪切り屋は自閉症男なのだきっと。まあいい、夏に向かって伸ばすから。

だが、床屋を出たぼくはうろたえていたらしい。エコバックの取手に腕を入れたと思った。だが腕が入っておらずに、袋がすっと地面に落ちた。

「ああ!マリメッコが!」

割れた。家から仕事場に持って行こうとしたマリメッコが…。涙があふれる代わりに、人差し指から血があふれた。破片で切った。髪は失われ、カップは割れ、指切った。心にもヒビがはいった。ぼくは湯島の道を、指を抑えながら、とぼとぼと歩いた。

メゲちゃいけない。メゲちゃいけん。だが、ぼくの他のマリメッコファミリーも泣いている。マウスも、もうひとつのカップも、割れた仲間を偲んでいた。

涙を拭いてマリメッコのニュースを探した。フィンランドではウニッコの硬貨が売り出された。10ユーロ、2万セット限定。

cherryさんは最近“マリモッコ”のバッグを買いやがった。かなり安いので“モッコ”だよ(笑)。肩から下げて「これ欲しい」と言ったら「オネエ」と言われた。



注目のニュースは『convserse X marimekko』。

以前からコンバースとマリメッコはコラボ商品を出している。今回は白と黒のローカットがビューティフル。ウエアではボーダー柄もカラフルなウニッコもあるようだ。7月から発売。

マリメッコの良さは「timeless lifestyle」永遠のライフスタイルにある。暮らしカラフルでウキウキ、心をタッタッとスキップさせる。オネエと言われても、ぼくはGenderlessなデザインだと思う。

ひと筆描きにように見えるウニッコデザインだが、実は計算ずくの丸みとふくらみ、描写角がある。そして色の組み合わせが秀逸である。というのも「ブロークン・マリメッコ」を偲んで看板に絵を描いてみて、わかった。

割れた食器からも学ぶことはある。黙祷。

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