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2012年7月の18件の記事

2012年7月31日 (火)

ことばのデザインは暮らしの中にある。

この暑いさなか、表参道までIKEAのカンファレンス&イベントに出かけた。明日は8月1日(やっぱり家の日)で新しいIKEAカタログが発行され る。プレスを集めてプレゼン。カタログにも“AR(拡張現実)”が取り入れられたし(カタログはもらったけれど、まだアプリがダウンロードできない)、人 気商品の価格ダウンもある。業績は好調。立川と仙台に新店舗もできる。それそれとして。

SUKIMA GALLERY、つまり隙間を活かして住みましょう、が今回のテーマ。表参道の裏道の“ちょっとしたスペース”、ほんとの隙間や階段の下、出入口脇やホールの隅っことか、十数カ所を展示会場にしちまった。裏道ゲリラ的な展示会っておもしろいね。雨が降ったら濡れそうなところもあった(笑)。

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2012年7月30日 (月)

あんた、お金、どこからもらってると思ってんの?

月末である。請求書作成である。フリーランスの喜びである。なのに先月は1本すっぽり忘れて、請求元から「郷さん、出してませんよね?」とお訊ねを頂いた。ありがたや〜…ウッカリですみません。

フリーランスのぼくの請求書は、作文とアートとその他部門に分かれる。作文のうち連載への請求で思うことがある。それは…

「あんた、お金、どこからもらっていると思ってるの?」

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2012年7月29日 (日)

『おべんとうの時間』は文章講座の時間

旅には旅の読み物ありけり。国内機上なら『翼の王国』か『SKYWARD』なり。もちろんANAとJALの機内誌。たまに乗る飛行機ですから、床屋でコミックをむさぼるように読むのです。

先週末の鳥取一泊二日の旅、どちらもANA。往きは妖怪眠り猫状態で失神していたので、復路でじっくり。なんとまあ文芸達者な方々ばかりで読みやすくて上手いこと。参考になりんす。

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2012年7月24日 (火)

自分我から自分和へ

ぼくは「自分が」になったときモヤモヤする。心が狭くなっている。ねたみや嫉妬がでている。気がつくと文章も「論」を書いている。エエイぼくらしくないぞ。

そんなときはひとっ風呂浴びるか、まだその時間じゃなければ神社にお参りする。「心に平静さをください」とお祈りして、木々をじっと見上げて深呼吸。すると不思議に気持ちが落ち着いてくる。

「自分が」が小さくなり「自分は」になってゆく感じ。

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2012年7月21日 (土)

ネオ・プアの時代へ 『<借金人間>製造工場』を読んで。

ぼくは“借金人間”だろうか?

住宅ローンは背負っている。教育ローンは子供にパスした(笑)。幸いいわゆる高利貸しや、銀行という衣をかむった高利貸しにはお世話になっていない。

日本の貧困率(平均所得の中央値の半分に満たない人)は1985年に12%だったが、25年後の2009年には16%になった。約2,000万人が貧困なのだ。色んな意味で話題の生活保護世帯は150万世帯に達し、日本全国では約5200万世帯、3%弱である。

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2012年7月19日 (木)

自炊の効用

午前中クソ暑い中、ボランティアをして汗だく。Tシャツの汗を絞ってギャラリーに戻った。「お腹空いた!」と言ってメシが出るわけがない。自分で作るのだ。

「ご飯、あと1分で炊けるわ」

先に焼うどんを作って食べていたcherryさんが言った。炊飯器のタイマーが壊れていて、お米を研いで出かけた後、スイッチ入れてとお願いしておいた。炊きあがったご飯で炒飯を作る。

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神社や寺の楽しみ方を教えてください

ビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。


神社作家瑠璃白さん作品『ハレの日』

郷好文の“うふふ”マーケティング:「神社や寺の楽しみ方を教えてください」――3人の“寺社ガール”に聞く (1/3)

“寺社ガール”と呼ばれる神社仏閣好きの彼女たちは、神社やお寺で自分のルーツ探しや自然に触れ、神聖なパワーをもらうという。どうやら私は神社や寺を「色眼鏡」で見ていたようだ。
今回のコラムで物欲や出世欲やで汲々とする人たち、肩に荷をいっぱい背負っている人たちが少しでもラクになればいい、そんなことを思って描きました。できればじっくり読んでください。
3人の寺社ガールとお話し、新しく深い出会いがあったことがぼくの財産です。どうもありがとう!
今日のブログはのちほど。

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2012年7月18日 (水)

フリーランスはキモチいい。

映像フリーランスディレクター今井啓輔さんのFBのエピソード、ガハハハと笑っちゃった。彼はさすがだ。

ギャラを払わない会社がとぼけはじめた。
以前、支払いが悪い会社には、D2のデッキ(新品なら1千万)借りてやった無断で。軽トラで行って、社長のいぬ間に『社長から言われて運びますねー』と持って行った。引用元 今井さんのFB

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2012年7月17日 (火)

ギャラリーに何をしに来ますか?

体が疲れたときは体を休めればよい。心が疲れたときは癒せばよい。それをする「どこか」をもっていればよい。

今朝は体の疲れが出てつらかった。瞼の裏を見るだけの二度寝か三度寝をして、気合いという名のジャッキで体を持ち上げて、ようやく家を出た。仕事場についてギャラリーの開場準備をすると、お客さんがやってきた。よおしファイト一発!リポビタンDを飲んだのだが、ファイトの代わりに眠気が出て、cherryさんがやってきた後、しばらく午睡をとった。

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2012年7月15日 (日)

祭り・祀り・奉り・マツリ

この連休はどこでも祭りですね。ギャラリーの仕事を終えて午後8時、我が郊外タウンに到着すると、タウンの祭りはエンドのようでした。

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2012年7月11日 (水)

ローリング・ストーンズはぼくの「あれ」である。

50年の歴史は1962年7月12日、ロンドンのマーキー・クラブでの演奏で始まった。

The Marquee club has often been defined as "the most important venue in the history of modern pop music" in Europe. Not only for having been witness of the development of the music culture in London, but also for having been an essential meeting point and a real cradle for some of the most important artists and music scenes. 引用元=The Marquee club

「マーキー・クラブは欧州における“ポップミュージックの歴史中、最も重要な現場”と言われてきました。ロンドンの音楽文化シーンの生き証人であるだけでなく、音楽アーティストと音楽シーンを育てる揺りかごでもあった」

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2012年7月10日 (火)

イヤな情報をキレイにするには。

今日はクソ暑い中、瑠璃白さんとある神社で待ち合わせた。道不案内のため、お待たせしてしまってすみません。そこで原稿にからんだお話をしたんですが、のちほど神社の神主さん(女性)にお会いした。こんな話をしてくれた。

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2012年7月 9日 (月)

光浦靖子の手づくりをチクチク分析する

光浦さんのブローチ、欲しい!ぼく付けますよ!と言ったら、「お前なんかやるかブス!」って言われそうだけど(笑)

好きな男の子が困っちゃうようなブローチを渡すのは、イタズラというか、例えば男の子が好きな女の子のスカートをめくっちゃうみたいな気持ちでしょうかね。でも、根っこには愛情しかないですよ。光浦靖子のものづくり vol.1

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2012年7月 8日 (日)

私の中のあれを探して

木漏れ日が清々しい有栖川公園の都立図書館に行った。白洲正子全集を読むためだ。

いつかライアル・ワトソン と対談した時、明治時代に日本人が、ゴッドを神と訳したのは失敗だった、と指摘された。カミはカミで押し通した方がよかったのではないか、何だかわけのわ からぬものだと知れば、外国人もそれなりに納得したに違いない、と。引用元=白洲正子全集14巻

エッセイ『私の中のあれ』は“あれ”をめぐる随想である。

あれとはなんだろう?白洲正子女史が挙げるのは、木漏れ日の中の一輪のりんどう、夢殿の観音様、そして富士山の崇高な姿。ひとことで言えば、日本人の「胸のここ」にいる神さまである。

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2012年7月 7日 (土)

忘れ物の一生

昨夜の電車は押し合いへし合いだった。雨で傘も手にしていた。押されるがママよ我。人いきれの中、隣に立つ女子が足元を見た。何かがあるようだが見えない。次の駅でまたギューッと押されて、別の人もそれをまたいだ。それは誰のモノでもないらしい、青いビニール袋。

そんなに嫌うなよ。サリンじゃないだろ。

そう思って、鞄と傘とiPhoneを持って手がふさがっていたけれど、かがんで取りあげた。ずしりと重い。なんだろう?むんずとつかんだまま2駅過ごして、途中駅でようやく空いた。思わぬことに座れたので、中身をあらためてみると…

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2012年7月 6日 (金)

SONYのカセットテープ空想秘話

SONYのオーディオ事業部の会議室での、ある日のお話しです。

オーディオ事業部長がプレゼンを始めました。プレゼンのピッチは、何十インチの有機ELという鮮やかな大画面に映します。立派な装置なのに売れば売るほど赤字なので、社内で使っています。映し出すのは文字やグラフの静止画で、有機ELにはもったいないです。

「エヘン」と事業部長は説明を始めました。

「SONYのデジタルオーディオプレイヤーのシェアは遂にiPodを上回りました」出席者から万雷の拍手が響きま す。「しかしながら全体市場は伸び悩んでおります」一転してしゅんと。「さらにこのシェアにはiPhoneは含まれていません」「入れるとどうなるんだ ね?」と質問がありました。「iPhoneやiPadなどタブレットでの、プレーヤーとしての使用頻度や時間を推測するスベがありません」「では無視する というのかね?」と追求されると、事業部長は肩をすくめました。再び「エヘン」と咳払いをしました。

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2012年7月 5日 (木)

アンズのなみだ

ジメジメした雨もやんで、お日さまがニコニコしました。ヤンおばさんはお家のアンズの木から、実をぽちっぽちっとカゴに入れました。どれもツヤツヤで、においがぷわーっとしてきます。おばさんはにっこり。

さあシロップ漬けをつくりましょう

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2012年7月 4日 (水)

チラシとDM配布について。

ぼくはいつの間にかチラシ作りの名人である。ギャラリーのもイベントのも不動産のも、何でも作る。もちろん素人中の自称名人であるから、大したことはない。ただ今の時代「バっと作ってガッと営業に入る」拙速のスピード感がたいせつだ。

朝から作ったのが「MP研ベトナム人留学生就活支援講座」のチラシ。Macで制作すると(オープンオフィス)、フォントがWindows経由ではPDFでも反映されないのは残念。まあ伝わればいいのだ。ベトナム人留学生が出入りする団体に置いてPRする。

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