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2012年9月 9日 (日)

英語の美文に触れてごらんよ。

昨日祖父オロリのことを書いて、遺品の英英辞書を思い出した。デカイので扱うのはたいへんだ。

実に品位のある辞書で、羊ひとつ取っても10数種の羊を絵入りで説明する。鳥の部位もこのとおりの精密さ。勲章の挿絵も楽しい。



驚嘆したのが辞書の冒頭に「この辞書を作った人びと」が数ページずらりと肖像付きなのだ。英語という言語への尊敬を感じた。昨日百年と書いたが正確には90年前の刊行物である。こんな辞書はどこでももう作れまい

ところで文科省は英語はコミュニケーションと、小学低学年から英語を慣わせようとしている(習わせるじゃない)。11年から始まった小学校5年の必修化ってどんなのか。

英語について1)体験的に理解を深め、2)積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、3)音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、4)コミュニケーション能力の素地を養う。 引用元 alc(一部改変)

英語というより「異文化コミュニケーションをしよう」。言葉は伝わることだから。英語に興味を持たせてから単語力をつける、英文を読む、そして文法や書く…という順序はいい。今まではその逆で英語嫌いが増えた。

喋りから入って、英語への興味を失わせず高校まで引っ張る。これは大切だ。そのあとの高校や大学、社会人での展開で提案がある。

ひとつは「日本の文化を英語で学ぶ」

文化や歴史、地理を英語で学ぶ。習慣やファッション、料理のこともいい。日本の文化を英語で学ぶ。そんな授業、たまにでいいので。

もうひとつは「興味ある分野・やりたい仕事の英語を学ぶ」

スポーツでも美術でも経済でも心理学でもいい。自動車整備でもホテル旅館業でも農業でもいい。希望する職業や好きなことは英語を学びやすい。そのジャンルの英語本を読みなさいとか、国際的に活躍している人をボランティアで招くのもいい。

英語には実は日本語が問題なのだ。「喋るコンテンツ」がないのに喋れるわけがない。日本文化がおろそかで日本のことを喋れるか。英語をそこまで低学年化して、高校や大学で英文法を繰り返すのはクソだし。

社会人英語にも提案がある。それは「書くことを学ぶ」

日本語でFBしてもブログ書いても、マックス9,500万人への到達。世界のネット人口18億人には届かない。やっぱり英語で書かないと…。これは文章書きにとって深刻だ。ぼくは人並み以上には英作文ができるが、スイスイほらねほどじゃない。もちっと磨くかねえ…。歌を歌う人も、せっかくyoutubeにあげるなら、歌詞を英訳して唄いませんか。

英語はコミュニケーションの道具だけど、「こんにちは」に貶めないでほしい。英語の美文に触れてごらんよ。震えるぜ。韻をふむ歌詞を歌ってごらんよ。リズムがしみるぜ。言葉は文なのである。歌詞で泣いちゃう『Travelling Solders』を歌詞付き動画でどうぞ。

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