ひと・ピープル

2009年12月10日 (木)

うふふマーケティング&プリバリ[イン]

今日はビジネスメディア誠に連載する“うふふマーケティング”と、プリバリ[イン]に連載する“マーケティング価値校”へのリードです。

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電子レンジ以来の発明!? 家庭で使える真空調理器の可能性
調理の際に内部まで熱を通せ、細かく温度調整ができるだけでなく、食材のうまみも逃がさないといった利点もある真空調理法。これまでは高価な業務用機器を使うしかなかったが、10月に米国で家庭用の真空調理器が発売された。続きはこちら。

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2009年11月23日 (月)

限りなき義理の愛をチョコ募金で。

tomoyoさんから甘いネタメールが飛んできた。「気の早い話なんですが、来年のバレンタインデーネタです。長野の髭のお医者さまが会長をされているNPOが主催しています

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 義理の愛でも早いねえ(笑)。でも明日11月24日から売り出されるこのチョコ、例年1月早々に売り切れという人気ぶりだそうで。“へこたれない”ためにチョコを買おう(いや買ってもらおう、ですね_笑)

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2009年10月22日 (木)

普段着は着物 “和”の人気サイトを運営する男の思いとは

今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードです。

普段着は着物 “和”の人気サイトを運営する男の思いとは

着物、古民家、和雑貨など和をテーマにした人気Webサイト「和の暮らしを
楽しむブログ」を運営し、自らも着物を着て生活している男がいる。
彼が和にこだわっている理由、そしてこれから目指すものとは何なのだろうか。

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 和のポータルサイト『和の暮らしを楽しむブログ』を構築、運用する増田さん。和の楽しさを伝える姿勢がすばらしい。ただ和というテーマ、書きやすいようでとりあげにくい話題でもある。

 日本人にとって和の意識には、世代によってギャップがある。和に良いイメージを持たない世代もあれば(戦前・戦中の皇国というイメージがあるのでしょうか)、和を否定ないし忘れるところから出発したその後の経済成長時代もある。ずっと和が忘れられて、いつしか着物がKimonoとして再発見され、畳の健康志向が見直され、日本茶も新しい価値を加えて復権してきた。和を新しい価値として捉えようとする時代になって久しい。

 そのことを裏返して言えば、和の前で素直になれない日本人がいると思う。

 もったいないを“Mottainai”と表記することで、和の意識を広めるのは悪くはないけれど、どこか変な感じがある。ほんらい美徳なのに、なぜかまっすぐじゃない。深層意識でいろんなことがもぞもぞとしている感じもする。だから和をポータルメディアとしてとりあげる増田さんの奮闘はすばらしいと思うし、実はいろいろな葛藤があるのかもしれない。

【和というテーマの絶妙さ】
 記事には触れなかったけれど、参考になったのが彼のサイトコンテンツ。和の暮らしを楽しむブログの話題は、誰もが親しめる和の話題がたくさん。個人のブログなのに、ポータルサイトの趣強し。これ、できるようでなかなかできない。ブログを書く人ならわかるだろうが、ひとつのテーマにずっと興味を持ち続け、それで読者を獲得するのは(かなり)むつかしい。

 

Wanokoto_hp
   http://ruri.crara.cc/ 

彼の話題力は凄い。正座ネタもあれば、なんちゃってネタもある。コアネタもある。ナチュラルな読者志向を貫いている。天然性の編集長なのかもしれない。それも彼のチョイスした「和テーマ」というのが絶妙だからだろう。間口が広くて、でも狭い。世代や性別、育った地域や家庭環境によって、和は人それぞれ。でもどこかで日本人なら通するところがある。そこで“玄関”をつくっている。

【ブログがポータルになる瞬間】
 一方、わたしのこのマーケティング・ブレイン。どちらかといえばコアな話題が多い(と言われる。かなりコアですか?)。それはわたしがクセのあるヒトだからかも(少し自覚している)。企業や著名な商品をあまりとりあげないのは、コンプレックスかも(う〜ん、そうかなあ)。 

Markezine_8660_s う〜ん。

 このあたり反省して、みんなが興味をもつ話題を取り上げようと思う。でも7枚のパティの777円のバーガーの話題をとりあげたくない。ぐっとこないから、そんなの(笑)。でもポータルとか記事だと「やるしかない」「盛り上げるために」という冷静な判断もある。 

ブログがポータルになる瞬間が、そこにあるのかもしれない。今日は以上です。

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2009年10月15日 (木)

厳しい時代の今、“クリエイター・シンキング”に学ぼう

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”へのリードです。

厳しい時代の今、“クリエイター・シンキング”に学ぼう
金融危機の到来で社会情勢が急変する昨今、従来のビジネス思考術が通用しなくなっている。ならば、これまで頼りにしてきた処世術の本は閉じ、自分と闘い、自分のキーワードを見つけてきたクリエイターの思考術に学んではいかがだろうか。 

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 見回せばどこもかしこも厳しい話しばかり。

 「どないですか?」「だめですわ」とわざわざ関西弁で書かなくてもいいけど(笑)。でもどこもかしこも、街角景気はまだ縮んでいる。これまでなら、そろそろピックアップしてもいいはずなのに、回復が遅い。待てども暮らせども風が吹かない。これはヤバいぞと思った経営者が、これから骨身を削りだしす(つまりリストラ)。デフレ不況が、再度スパイラル下降に入る(かもしれない)。そんな状況だと思う。

 だから今、HOW TO本、処世術本やマインド本が売れる。心の持ちようで、人間関係や仕事が変わるというノリの本である。わたしも読んだこともあるけれど、正直、いくら読んでも解はない。むしろHOW TO本中毒になってしまうのがオチだ。そんなことは止めて、自分に向き合ってよという気持ちで、今回のエッセイは書いた。

【ビジネスメディア誠世代に、アンケートをしませんか?】
 厳しい、厳しいとはいうけれど、今の時代がほんとに厳しいのか?

 過去の経済成長期もバブル期も知らずに育った30代までの人にとっては、もの心ついて以来、2000年前後のITバブル期を除くと、ほぼずっと(安)低成長の時代が続いていた。低成長なんて今さら、いつもそうだった、と言いそうですよね。生活防衛なら100均があるもん、別にダイジョウブ、そんな意識があるかもしれない。 

成長神話で懸命に泳いできた50代以降の世代と、低成長の濁流で浮かんできた20代・30代世代とのギャップがある。だから何を言われても、マジでホンキになれない、世代ギャップが、国の政策・施策を推進するギャップになっているかもしれません。

 そこで。20代から30代の勤め人にとって、今の時代がどう映っているのか? 就職、労働、転職、転社、将来、デフレ…などをテーマについて、ビジネスメディア誠の読者意識調査(アンケート)をしたらどうだろうか?誠世代(1970年〜1985年生まれくらいですか)がやる気なれる環境づくりが、国の将来にとってとても大きいと思うわけで。

【Eさんの仕事】
 そうそう、団塊世代の先輩、その力量が、凄いなと思った話しを概略ご紹介します。コンサルタントの大先輩のEさん、彼の話すこと、示すこと、描くこと、切れ味と力があります。企業を変える力を持つコンサルタントです。

彼は昨年、ある電子部品メーカーに招かれて“事業改造取締役”に就任しました。タイミングは最悪でした。リーマンショック後の就任ですから。

 着任したその日から改革が始まった。電子部品の製造コストを半額にするため、製造工程はもちろん、物流や管理工程まで刷新するため、幹部社員の勉強会が始まりました。平日も土日も。単身赴任状態のEさん、1回/月の帰京がせいぜいだったとか。

 昨年暮れから今年の夏までの経済環境下で、現状認識→見通し設定→ライン改善→ワークシェア→雇用調整→将来の増産に向けたプロセス改革→それに基づく設備投資まで、一気に描いて、そして実行したそうです。その実現のメドがついたので、また独立コンサルタントにもどりました。

 あの経済環境下でも、そこまでできる。社員の目の色を変え、恐らくは人生までも変えた力、ほんとうに凄いと思いました。

【hmm…なアドバイス】
 不肖わたしもコンサル業をしています。その仕事は、クライアントへの働きかけを通じて企業を変えることです。知識の切り売りでもなければ、魔法でもありません。気づきやベクトルや実働への突き落とし。それが仕事です。

 この混迷の時代、Eさんのような方が救世主となりましょう。わたしはその半分くらいの力しかないで憧れます。今日は以上です。

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2009年10月12日 (月)

名刺のこと。

 今日は一昨日に続いて休日出勤をした。やったことはさまざまだ。

・エクササイズ (リンリン脂肪燃焼=チャリ通)
・原稿書き for ビジネスメディア誠(やっとね)
・原稿調整 for プリバリイン(あと少し)
・ウエブサイト コンテンツ調整とアップ for utte
・見積り作成 for utte 特別注文
・ことば商品アイデアの試作品作成(cherryさんに明日以降、相談だ)
・林田浩一さんとおしゃべり(休日出勤した彼と、何か商品開発しませんかと
 相談。彼はデザイナーなので、いろんなことはお手のものだから)
・株式会社ことばの名刺作成

 ざっと以上だ。

【hmm…なアドバイス517. 名刺のこと。】
 で、今日話題にしたいのは名刺。“ことば”の名刺作成。 

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 自分の会社の名刺、バリバリ自作です(笑)。まだ試作段階で変更点ありありなので、フォントなぞ詳しくは書けない。だが“株式会社ことば”はさなフォンという、ちょっと丸文字風+手書きぽくて、“ことば”という文字にぴったりなので、愛している。代表取締役というタイトルと自分の名前は某活字体のフォント。フリーソフトなの活字雰囲気バリバリ。そして、使用した紙は高品質(実は余り紙でコストゼロ)。雰囲気はばっちりだと思う(自画自賛)。

 なぜ手づくり名刺を作ったか、その理由は2つある。最近お会いしたあるデザイナーさん2人の名刺が素晴しくて心に響いた。お二人とも活版印刷の名刺で、フォントもレイアウトも似ているので、同じ印刷所で作ったのではないかと思う。そのレイアウトをパクりたかった(笑)。

【自分をアピールする道具だから】
 もうひとつの理由は、名刺の中身だ。実は名刺に記したい内容がブレてしまった。株式会社ことばとしての印刷名刺は三和印刷殿に作ってもらった。良い紙で制作していただいたし、出来映えはさすがだ。でも、うっかりのわたしだ。表記事項に不足があった(ごく最近それに気づいた)。加えてサービスの表現を変更したくなった。わたしはうつろいやすい性格なのだ。

 作って頂いた名刺は、展示会やDMで活用するとして、対面した方には、当分、自分デザイン+プリンター出力で一枚一枚紡ごうかと思っている。 

名刺は自分の紹介状だから、どこまでもこだわりたい。そんなことは会社員のときは、まったく思わなかった。事業内容がもっと固まって、活版印刷へコストをかける勇気が出たら、ぜひ制作し直したい。

【宇宙名刺】
 鳩山首相と幸夫人の名刺について、両方を見た韓国人のブロガーが綴っている。そこには鳩山政治の根幹を成すデザインがあったそうだ。

 「“人間から宇宙に至る道は同心円を通じて導かれる”といういわば同心円論が、名刺にデザインされていた」 同ブログ 

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 幸夫人。先頃の訪米で、日本人学校にて。

 ブロガー氏が同時に見た幸夫人の名刺にも青い背景に丸い円が描かれ、星モヨウが入っているという。つまりは宇宙イメージなのだ。彼女、スポック夫人のようなおかっぱといい、その姿態や仕草はどこか地球人を超越しているところがある。ほんとうは夫人の名刺に興味があるが、以下の画像、左は幹事長時代の鳩山氏の名刺右の名刺、いつの時点かよくわからないけれど宇宙モヨウですね。 

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 首相になる人はやっぱり人とちがう名刺を持つ。名刺で“宇宙を切り拓く”こともあるから。たとえそれが隕石衝突くらいの稀な確率だとしても(笑)。

【hmm…なアドバイス】
 名刺。それを軽んじる会社は(やはり)社員を軽んじている。低品質の紙、ハデなだけのレイアウト、出来上がりのアバウトさ。名刺は“ある瞬間の売上や利益”の代弁に過ぎないから、会社や商品のことを「伝達」さえすればいい。そうだとすれば、虚しい。

 だが、今や看護師さんだってピンクやブルーの“白衣”を選べるし、好きな看護シューズを選べる時代。専門職ほど個性を主張できるようになってきた。ならば、同じ企業でも、紙質もフォントもレイアウトも画一じゃない名刺を許容したい。自費なら活版印刷だっていいじゃないですか。あんがいモチベーションはアップする。今日は以上です。

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2009年10月 8日 (木)

うっかりをなくしたい!――ある慌て者の告白

 今日はビジネスメディア誠で連載しております“うふふマーケティング”へのリードです。

うっかりをなくしたい!――ある慌て者の告白
メールの送信ミス、会議の時間を忘れる……、うっかりミスは誰にでもあるもの。どうして私たちは“うっかり”してしまうのだろうか。うっかりの原因と対策を考えてみた。続きはこちら。 

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 たまにはこういう記事もいいかな、という軽い気持ちで書きましたが、その根っこにあるウッカリを構造化したかった。だって構造化してこそ対処策があるから。さもなくばウッカリが加齢ボケと混ざり、いずれ「脳がぽっかり」だから。

 正直、わたしはうっかりです。最近、手書きの美文字に目覚めて、トレーニング次第でド汚い字も美になる感動がありました。ならばうっかりも、何らかのトレーニングで緩和/回避できるのではないか。対人恐怖症やあがりを治す教室だってあるでしょ、うっかりの社会的損失を考えれば、メタボリック対策と同じくらい重要だと思うわけです。

【ミートソースカレーのうっかり】
 さてさて、いつもしっかりしているのに、今日はうっかりしたのはcherryさん。

 「ご飯炊いたの?」わたし asked。
 「はい」cherry replied。

 ここでPause、注釈します。わたしたちutteは自炊族。いつしかSOKOSmall Office Kitchen Office)と言われる炊飯器・IH・冷蔵庫、オフィス三種の神器を完備。ムロン鍋・皿・フライパンあり。さらに申し上げますと10月からアートマルシェ神田のシェアオフィスにデビューしてくださった盟友 林田浩一さん。彼もボトル水や珈琲メーカーを備えて、SOCOShare Office Cafe Office)されていて。はい、Play。

 「ところで、あれ持ってきた?」わたし asked。
 「あれって?」cherry replied。
 「トマト缶とタマネギとカレールウだよ」
 「あ、うっかりしていた!」

 トホホ。実は“ミートソースカレー”を作る予定で、必要な材料を持ち寄る予定だったのだ。余り野菜+挽肉+トマト缶であんがい美味しいカレー。とばっちりで、今日のわたしはハナマサのレトルトカレーでした。美味しくなかった。うっかりを呪ったが、しっかり段取り派のcherryさん、タマにうっかりするのは嬉しかった。

【Vaio X にうっかり】
 「うっかり、いいな」と思ったのが、発表されたばかりの Vaio X。 

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 薄さはそんなものかと思うけれど(むしろキーボードの打ちが浅いのは嫌い)、超軽さはいいし、独立キー構造も何か良さそう。20時間電池の、割り切りというか潔さというか、名機505(かつてのわたしの愛機)を思わせるスリークさ、うんと素晴しい。ネットPC=アトム=動画コマ落ち、というイメージが固定しているのに、あえてそれを使って優れた動作を実現する設計、“コストパフォーマンス”と“イメージ・パフォーマンス”を両立させるところが、Sony パワーを感じた。

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 Mac&OS Xで“生涯伴侶”を密かに誓ったはずなのに、これは浮気してもいいかしらん。絶対もどってくるからさ。ああ結婚ってそんなものだな。

【うっかりしないために、目をつむろう】
 むふん。うっかりとは単なる注意ミスだけでなく、隣の芝や向こうの芝が美しく見える、ということも影響しているのかもしれない。

 うっかりしないために、いったん目をつむればいい

 瞬間でいいから目をつむり、「それでいいの?」「自分は納得してる?」と自分に訊こう。

 どこかに“”があれば、たぶんうっかり(=見落とし)がそこに内包されている。棘はしっかりと見えないから、そのシルエットや、小さな違和感にピント合わせるしかない。自分のうっかりパターンが見えてくるはずです。今日は以上です。

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2009年9月24日 (木)

金融危機を乗り越えるカギは友愛主義だ――アタリ史観とは?

 今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふマーケティング”のこぼれ話しです。 

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金融危機を乗り越えるカギは友愛主義だ――アタリ史観とは?
フランスの知の巨人、ジャック・アタリ氏が来日。記者会見や講演会で、彼の言葉を生で聞く機会を得た。金融危機後の世界でどう生きればいいのか?
この難問に対するアタリ氏の答えが「友愛主義」だ。
 続きはこちら。

 今回のわたしの記事の中で最高傑作は、記事ではなく次の写真

 時差ぼけか旅疲れか、日仏学院での記者会見は成田直行で、ちょっとお疲れ気味でもあったフランス紳士。その中でこんなエスプリな表情、なかなか撮れるものじゃないですよ。写真素人には出色の瞬間です。内田さん(同氏の著書を翻訳出版する作品社の編集長)、このブログを読んでいらしたら、この写真ぜひ氏に送ってくださいね。原画(原写真?)送ります。

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 講演会ではそのあまりに多岐にわたる博学さ、ボキャブラリーの豊富さ、それを貫く論拠の確かさ、そして洒落の多さから、同時通訳者を“翻訳危機”に陥れたジャック・アタリ氏。この講演会、日経購読の数か月分の価値があった。

 ビジネスメディア誠の記事は、読みやすさも意識するので、焦点を絞って書きました。だからある程度堅いことは書かないのです。しかし「メモ力」だけは人並み以上のわたし、氏の講演の内容はもちろん、記者会見を含め、すべてのQ&Aまでツブさに書き取りました。

 エッセイを書いた後もそれを読み返して、この危機の意味や、どこまで続くのか、近い将来の政治・経済・商業・科学技術・生活者のココロはどう変わるのか、そんなことを“統合的な視点で”考えるように影響されています。その意味で、内田眞人さんには感謝いたします。ありがとう。

【ユーロはどうなるのか?】
 Q&Aで出た質問の氏の答えで最も息を呑んだ瞬間だった。氏いわくをわたしのノートのメモから引用します。

JA(ジャック・アタリ)答え:
わたしは予言者ではないが、15年後には(ユーロは)存在して
いないかもしれない。
歴史の中で通貨がひとつの国家がなく持続したことはない。
EU各国の予算政策もバラバラ。財政赤字もバラバラ。
労働の流動性もバラバラ。利率もバラバラ。
単一通貨ユーロを指導する国家が現れないと恐らく消滅する。

 氏の歴史視点と、今の政治パワーバランスを読み取る洞察力に圧倒された。基軸通貨という話しからトリファンのジレンマという話しも出たが、これも実は勉強した。読者もぜひ勉強されたい。

【田中康夫氏エピソード】
 メモからのこぼれ話しをあとふたつ。田中康夫 前長野県知事の質問の件をエッセイに書きましたが、その質問と返答にウィットの応酬があった。

 田中康夫氏:「元長野県というフランスでいうと(ブルゴーニュ?2つほど
 長野っぽいフランスの田舎の地名を挙げられた)ようなところで知事を
 していました。今は作家です」
 JA氏:「政治家には終わりがあるが、作家は自称する限りずっと作家だね」
 田中氏:「なるほど、“錯覚”ということですね。難しいな、これ通訳(笑)」

 これを聞いてわたしは田中康夫氏のファンになった(軽いな 笑)。

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【サンプラザ中野くんエピソード】
 もひとつは伝聞情報です。細部がちがったらごめんなさい!最近、株の本まで書かれているサンプラザ中野くん(さん)も講演会に見えていたのですが、彼は直接作品社に電話をかけてきたという。

 「サンプラザ中野と申しますが、ジャック・アタリさんの講演会、
  聴講できませんか?」
 作品社の応対: 「サンプラザ中野さんですか…(ほんとに?、電話の
  後ろで、おいどちらのサンプラザさんか訊いてみろよ)
 作品社: 「どちらの中野さんですか?」
 サンプラザ中野くん: 「ミュージシャンです」

【最後に】
 アタリ氏の主張、ひとつキーワードで集約すれば、“友愛主義”である。マイクロファイナンス(南北格差の縮小や貧困解消をするための低利融資)を主導するアタリ氏、政治のスローガンではなく実践している。そのことを、鳩山首相も首相夫人もきっとわかっていらっしゃると思う。

 不況で疲弊している今の日本。民主党が圧勝した選挙の意味とは、友愛主義をどう貫けるか、それが民意のキモだと思う。

"うれしいことも悲しいことも、共に分かち合うのが友愛の精神なんです。"
It is the spirit of fraternity to devide glad sad both each other.
  words by Miyuki Hatoyma, First Lady
 cotoba on today - September 23, 2009

 米国の日本人学校で語られた鳩山幸氏のことば、拙英訳はわたしです。株式会社ことば(筆者の会社)にて掲載をしたものの引用です。今日は以上です。

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2009年7月21日 (火)

皆既日食・Google Moon・観覧車の共通項

どうやら明日(09年7月22日)の皆既日食、関東地方は“残念”になりそう。風よ吹け雲を散らせ。しかしまあ、皆既日食で南の島々では“違法”入島者が続出というし、遊覧船や遊覧ヨットが大挙押し寄せ。あっぱれニッポン人の好奇心!

 そこまであっぱれない(わたしもそう)大多数の日本人のために、せめて、Google MoonとSTAR strategiesを。

【hmm…なアドバイス448.皆既日食・Google Moon・観覧車の共通項】
米Googleは20日、Google Earthに月面を閲覧できるモードを追加した。これにより、Google Earthのユーザーインターフェイスを使って月面探査を楽しんだり、月に関する歴史的コンテンツを見ることができる。引用元 

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 ああ忘れられない1969年7月20日、アポロ11号がお月さまに着地した日である。あれからもう40年なのですね。長く生きてしまった(笑)。今でも覚えていますが、その日、日本でも衛星中継(太陽系中継?)があって「その瞬間を見るゾ」と気張った兄が夜通し起きていたはずだが、翌朝コロリと居間で寝ていた(笑)。 

13 かぐや姫は中央に。

 月面着陸の日を選んで公開されたGoogle Earth5.0、ダウンロードして展開すると、デフォルトは地球だが、惑星チョイスでMoonを選ぶと月がでてくる。日本やロシアや中国などのミッションの跡がつぶさに見える。マウスの指先で月をコロコロ転がすことができるなんて、アームストロング船長は予想だにしなかっただろうな。 

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 そうそう、この米国旗、まだ月にささっているのだろうか? Google Moon Street Viewがいずれ解き明かしてくれるでしょう。

【mirador del palmeral de elche/エルチェの椰子園の見晴らし】
 もうひとつ紹介したいのは、スペインはバレンシア、ユネスコの世界遺産『mirador del palmeral de elche』、“エルチェの椰子園の展望台”でのランドマーク建築で、グランプリを取った作品。記事の参照元はこちら。 

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月が映える景色に丸い丸い紋様の観覧車です。椰子の楽園にも違和感がないデザイン。いや不規則な丸さが月とも調和するデザインである。 

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 名付けて『give me a turn』、「回してよ」というタイトルで受賞した観覧車作品は、STAR strategies + architectureグループによる。16個のキャビンを持つ観覧車だけでなく(ディナーもできるという)、鉄道の駅へ接続するプラットフォームや地下パーキングなど、環境に配慮しつつトータルで美的なデザインが受賞理由だろう。

【hmm…なアドバイス】
 give me a turnのデザインスケッチを見ていて、気付いたことがある。

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丸いものへの憧憬、である。 

人は、丸いもの惹かれるのである。皆既日食、月、観覧車。それがなぜかわからないけれど、四角ばっているよりも丸いほうがいいだろ?という比較論ではない。丸いのが好きは絶対論なのである。理屈はあとで付け足しでいいのだ。

 こういうことに気付いてきたので、だんだん、商売も丸く膨らんでいくような気がする。今日は以上です。

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2009年7月16日 (木)

消費ダダイズム

今日はビジネスメディア誠で連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

金融不況で消費者の価値観が変化?——新しい時代の商品の売り方とは
金融不況をきっかけに大きく変化した消費者の意識。今何が必要とされ、何が必要とされていないのか。東急ハンズやAZスーパーなど、販売の現場の動きから分析する。続きはこちら 

01  引用元

 米国ではGM破綻前の09年3月から発売され、販売は上々ともいわれるシボレー・カマロ。記事の中では本社が経営破綻し、エコが第一政策&トレンドの時代に、カマロですかと、アメリカって“天真爛漫な国”と書きました。やばいですよね時代錯誤。でも、かえって時代とのミスマッチ感がほのぼのします。何ともいえない平和感覚、ゆるくていいすよねぇ。

 昔風に言えば“スペシャリティ・スポーツ・クーペ”。一般ピープルを寄せ付けない風貌をもち、ムダにデカい排気量で、真っ赤なレザーシートで着座位置は低く、“左手でハンドル・右手に女の子の肩や腰”を実現するフル・オートマティック、ガソリンを流して走るほどの噴射燃費(笑)。今回のモデルチェンジでは、ずいぶん今風になったそうですが、わたしは雨車は好きじゃない。アウディの方がいい。

【消費ダダイズム】
 消費ダダイズムという言葉、わたしの文学読書歴からナチュラルに出てきました。

 語源のひとつ『ダダイスト新吉』なんて今どき誰も知らないでしょうし、詩人中原中也がダダイストに捧げた詩を作ったなんて、死語ならぬ死話でしょうしね。でもね『蟹工船』という暗い小説が流行しました。リーマンショック後の今どきの都心消費者を覆う気分として、ダダイズムもまた的を得たワードだと思う。

 収入減の人が多いので、安けりゃ♪いいじゃないか♪と言う人もいます。その「いいじゃないか」は江戸末期の騒乱の文句です。一方ダダイズムは、厭世気分をベースにはしましたが、むしろ新しい表現を生み出そうという、ギリギリの精神状態だった。前向きなマインドがダダにはあった。蟹工船の絶望感とはちがうと思う。

【政治にはダダイズムがまん延している】
 先日の都議選で、ある政治家センセイのひと言に耳を疑った。 

「投票率が上がらないことを祈っている(上がると自民党にはマイナスだから)」

 ええ!投票率アップを願うのは民主主義じゃないのですか?自民党だって民主主義政党ですよね?低投票率を願うと広言してしまうデリカシーの無さは何なのですか?そのひと言を追求しない(できない)マスメディアは、ほんとうに民主主義ですか?まさに政治の破壊、政治ダダイズムがもの凄い。早く下野して、こんなダダ人材を総取っ替えしてほしい。誠実になって生まれ変わってほしい。

【文化的価値の低かった20年間】
 思えば1990年代から2000年代、文化的な価値が低い20年だった。今20代、30代の人にはわかるまいが、残念ながらこれは事実である。アートもデザインも音楽も演劇も写真も小説もアパレルも広告コピーも歌舞伎も、60年代と80年代の文化遺産の“模倣ともじり”で食えてきたのが過去20年。唯一繁栄したのは、フヘン的なデザインコンセプト(ユニクロ)だったというのは象徴的だ。

 いやむしろこう考えよう。文化低成長時代の末期に、消費がダダイズムにおちいるのは理にかなっている。文化不毛の時代が終わり、新しい表現時代に入る助走が始まっている。

【mmm…なアドバイス】
 そのさきがけになるかどうか、東急ハンズの20年振りの再挑戦。同社にはこの戦略しかないと思うし、わたし自身が関わっている“クリエイター作品販売ビジネス”でも、くらしの中にクリエイティブなヒントをいだいて消費してもらうというアプローチが、ハンズさんと一緒なのである。おこがましいが(笑)。 

Thumb400x30098 東急ハンズHPより

 低価格圧力、ブランド軽視、モノのありがたみなしの時代に、業態転換しなくちゃならない業態もあるし、意地でもしない業態もある。どちらも正解でなく不正解でもない。でも幕末を生き残った呉服店は呉服店を止めたし、手工業者は輸入業や卸売り業にも変わった。

 基本的には変わらないとだめです。“第二の成長”を合い言葉に先輩と一緒に書いた本、ベストセラーにはならなかったけれど(苦笑)、商品・売り方・供給プロセスを一貫させて見直す方策、今の状況下では読む価値はあるはずです。ダダイズムの状況について同感または討論をしたお客さまがいれば、お伺いします。流通寄りの助言もできそうです。今日は以上です。

顧客視点の成長シナリオ―モノづくりの原点 Book 顧客視点の成長シナリオ―モノづくりの原点

著者:江口 一海/矢野 英二/木島 研二/郷 好文
販売元:ファーストプレス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年7月11日 (土)

裸の力/power of naked

 ブログを書き続けて先月末で丸三年。それでも生の自分をどんだけさらしていいのか、わからなくなることもある。たいがい率直に書いているけど、赤裸裸には書けないこともあるし、第一、裸の自分なんてチンケなものだし。

 んで、せめて裸になりたい欲望!を満たそうかな話題。昨日は銭湯、今日は裸。

【hmm…なアドバイス439. 裸の力/power of naked】
職員は当初、服を脱ぐことをためらったが、男性職員は下着をつけた1人を除いて全員が全裸になっている。女性職員は2人のうち1人は黒いパンツをつけ、案内窓口で働くシャム・ジャクソンさん(23)は何も着ていない。引用元 

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 英国のコンサルティング会社ワン・ベスト・ウェイ社では、月一回ヌードデイがある。職員同士が裸で仕事するのが、信頼関係の表現となるという心理学者の助言をもらい、実行しているそうだ。

 最初はみんなためらったが、自分の身体の一部を写真に撮って持参し、ヌードモデルのスケッチなどを段階を経て、脱いだ。そしたら売上が上がり、職員同士の信頼が高まったという。“裸の付き合い”が人間関係も経営にも好影響を与えたというわけだ。むふん。 

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 ある職員は言う。「セクシャルな感じはないよ。むしろ自由になったよ」ふうん。わかるような気がする。

【裸+制服ペインティング】
 NZの航空会社Air New Zealandでは、客室乗務員が“裸+制服ペインティング”で「安全ガイド」を説明するのが、超話題になっていますね。youtubeでは400万ヒット超。 

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 3回ほどじっと見いって、安全ガイドはちぃっっとも聞かなかった(笑)。いやあ、巧みな話題づくり。同社サイトはこちら。脱帽です。裸って人を引きつける力がありますね。

【裸のライダー】
 マーケティング・ブレイン恒例(?)の“World Naked Bike Ride 2009”も紹介します。今年も各地で裸ライダーが気持ちよく走ったようです。いいなあ。このバンクーバーの裸ライダーのブログには何枚も写真があって、また見いった(笑)。 

650pxpostcard_2009 引用元 

 こっちはニュージーランドのバイクライド。裸好きの国民性かしら?(笑) 

Nude06 引用元 

【nude…なアドバイス】
  裸讃歌。

裸には自由がある。
裸は楽しそうだ。
裸には迫力がある。
裸には(たぶん)メッセージがある(どんな?)。
裸は注目される(当たりまえか、いや人によるな)。
公衆ではひとりで裸になれない(当たりまえか)。
草なぎくんは気持ちよかっただろうな。
 

実はみんな、裸になりたいのだ。Hな想いだけでなくて、裸で歩き回れる開放感にひたりたい。裸で仕事したい。cherryさんに絶交されるかな(笑)。でも出社して脱いで仕事して、終わって着て帰るって、けっこうイビツでおもしろい体験だろうな。自分の会社を持てたらやってみよう。採用の入社面接では、裸になること(これ逮捕されますか?)。

 にしても、ココロを裸にするのと、カラダを裸にするのと、どちらが勇気いるかな?とにかくやりゃいいって?う〜ん、検討してみます(笑)。今日は以上です。

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