恋愛

2008年12月19日 (金)

男の薔薇マーケティング

 来週はクリスマス。たいせつな相方に特別注文の品を贈るオトコがいる。今さらだから気持ちだけというケチオトコもいるかもしれない。「コレ買って」と言われて、唯々諾々と従うヤサオトコもいる。ま、それもわかる。

 でもね、“気持ちを花にこめて”なんて粋な男性もいるはずだ。そんななか、この薔薇たちはどうなのだろーか?と思った。今日のブログは相棒cherryさんの辛口コメント付きです。

【hmm…なアドバイス275.男の薔薇マーケティング】
息で温めると色が消えます−。生花店のグリーンショップいのたに(帯広)は、
周囲の気温に応じて色が変わるバラ「マジックローズ」を、帯広市内の
七店舗で発売した。
引用元 北海道新聞 

7  う〜ん。

 今週から道内では売り出された『マジックローズ』。沖縄や本州ではもうちょっと前から売りだされていたそうですが、要は“熱い吐息をかける”など温度変化で色が変わる“塗料”がマジックだとか。白い薔薇の生花に、特殊塗料の青や赤などの色を付けて出荷し、28度以上になると色が消えて地色の白が出てくるという。韓国の会社が開発元。

 おもしろいとは思う。パーティの席で話題をとれますよね。だけどそれって、どういう効果があるのだろうか?いやわたしが言う効果とは、オトコがオンナに薔薇を贈るときの愛の効果でありまして、薔薇と愛は、たいていまっすぐつながってますよね。ところがこの商品は、熱くなると白くなるって・・・愛も冷めるってことですか?(笑)。

 cherryさんはこう言った。 「ファイアーウィンダーと同じで、用途がわかりません」(笑)。

 道内では1本1,575円で販売開始。

【イルミネーションローズ】
 そういえば、“イルミネーションローズ”というものあった。調べたら静岡県JAの開発で、残念ながら08年いっぱいは販売終了。結構人気ありなのですね。

11 これが・・・ 10  

 一見して白い薔薇が暗い場所へもってゆくと・・・なんと、青く光る!。これは“蒼ざめた薔薇を見よ”ってことでしょうか!(“蒼ざめた馬を見よ”という名作の駄洒落は誰にも通用しない) 1本1,000円くらいです。

【レインボーローズ】
 レインボーローズはもっと凄くて、1枚ずつバラの花びらの色が違う。

Img8843

 でもね、こんなにカラフルじゃなくても、愛さえ伝えられればいいとオトコは思う。個人的には、ファイアーウィンダーの白黒のシンプルな灯りが、スピリチャルだと思いますよ。cherryさんの辛口コメントその2。

 「こういう薔薇(3つの種類)を贈る男性が多くなるのは、ある意味で問題ですよね」 わたしも同感です。

【花オトコ=変人じゃありませぬ】
 イルミネーションもレインボーもマジックも、どれも商品としておもしろい。でもcherryさんとわたしが感じたのは、オトコの花選び、かなり“他人任せ”じゃないだろうか?自分で判断能力がないから、色とか色の変化に解を求めるのではないだろうか?ということ。

 つまりオトコの花ギフトチョイス能力はまだ低くて、フツーのオトコは花を買いにくい。

 敷居は高いと思う。平日昼間になかなか花屋にいけません。朝だってオフィスにちょいと飾ろうとしても、花屋は開いてません。青山フラワーマーケットもありますが、駅頭花屋も雑踏だし、衆人環視なので、敷居が高いのは変わらない。コンビニで扱うところもあるけれど、花もカップヌードルも同じ商品管理で、呆れて買えません。

 余談ですが、わたしは“変人”。だから“オフィスに花推進派”。コンサル会社に在籍中は、こっ恥ずかしくて花なんかオフィスに飾るなんて考えもしなかったけれど、utteな今はちょくちょく花を飾るようにしています。持ってゆく前日にスーパーで買うとか、行きがけに野の花を摘んでくるとか、変人でさえ苦労するのですから。

Pict0031 画像に3つのutteの作品あり。 

【hmm…なアドバイス】
 だからオトコの花買い、たとえばスタバなどカフェで花が売っていれば買いやすいな。コンビニでも仕入れと売り方(湿度と温度)をきちんとできれば、花のあるコンビニというイメージがいい。差別化にも高質化にもなります。

 あとパッケージ。こっ恥ずかしい男性に買わせるため、あえて見えない包装がいい。ここはアイデアの見せ所です。愛はひそやかに、でも大胆に。そういえばブログタイトル、かなりヤバですが金曜日なもので遊びました。今日は以上です。

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2008年10月11日 (土)

失恋にはうるおいを!大人の失恋セット

 オンナがときどき羨ましくなる。

 なにしろ朝でも空いている女性専用車はあるし、水曜日のレディスデイは半額だし、ゴルフのティーは前方にあるし、異性にちやほやされるし(年齢制限は相対的にあるにせよ)、長湯はできるし、“失恋化粧”もできるし。

【hmm…なアドバイス229.失恋にはうるおいを!大人の失恋セット】
ステファニー化粧品株式会社は、“泣いた分だけ、うるおい補給”というコン
セプトのもと、失恋の精神的ショックによる肌へのダメージをケアする
「大人の失恋セット」を10月7日、WEB限定にて発売を開始します。

引用元 プレスリリース

3  う〜ん。税込み3,465円で吹っ切れるのか。

 “いつも全力で恋をする大人のために”ー失恋の痛手をお化粧でいやしながら、きれいになれる化粧品セットを売り出したのがステファニー化粧品。セットは化粧水+アイマスク+スチームマスク+バスエッセンス。

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ステップ1:ミルキーバスエッセンス(心をからっぽにする)
 抗菌・血行促進・発汗作用のある菖蒲根のエキスと、保湿作用のある米ぬか油で、まず長湯をしましょう。失恋にはハーブの香りがよく似合うのか。まずは“洗い流せ”なのか。ワインボトルを持ち込んで、半分は心に流し込み、半分はバスタブに流し込み、“心身酩酊”なんてどうでしょう。

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ステップ2:スチームマスクの温冷ケアで、涙ゆえのむくみをすっきり。
 ふむ。温めてもよし、冷んやりもよしのコットンマスクですね。むくんだ目もと、ふくらんだ鼻もとすっきり。涙もハナミズも(失礼をば)吸着してくれるのかわかりませんけれど。むくみよ、さらば!オトコの嘘よ、さらば!

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ステップ3:泣き腫らした目元、アイマスクで潤わせて。
 そうか、涙を流すと水分が抜けるので、お肌のぷるるんも低下するんですね。涙は美容に悪いんだ!これは新発見です。悲しみの涙、たしかに心に悪いのだから、美容にも悪いのはつながりがありそう。

【失恋情報の扱いは厳密に!】
 化粧ではなくて、基礎からなのがミソでしょう。泣き腫らした目をアイシャドーで隠すのは粉飾決算みたいなもの。専門的な用語では、内部売上利益を良く見せる、原価の付け替えみたいなものです。剝けばボロボロ(笑)。

株式会社Hime&Companyの「失恋休暇」(失恋したら休暇を申請できる制度)に似て、失恋癒し商品トレンドに乗ろうというのでしょうが、そのアイデアと遊び心、いいなと思いました。販売時にはぜひ「個人情報保護に基づき、あなたの失恋情報はがっちり守ります!」との一文を入れてください(笑)。

【オンナとオトコの心模様、あれこれ】
 この記事のタレコミは例のごとく盟友Cherryさん。彼女が突如としてヘアを超短くするときがあって、最初はびっくりして「何かあった?」と聞くのですが、「別に」とクールに言われて「はぁ」と(笑)。女性は何気なく応える術を知っている。

 ある女性のこと。急に化粧を変えて、従来の茶系の顔にブルーなアイシャドーがはいった。おや何が起きたのか?と思って聞けば「別に。」と。そこでもオンナ心の迷彩を思い知った。彼女の顔を別人にする化粧品の魔力も思い知ったが。

オトコは失恋のとき、どうするのか?自分の失恋ケースでは、田舎道を何キロもひたすら歩いた。いろんなことを呟いていた。暗いし危ないなあ(笑)。別のケースでは海浜に座り、ワインのボトルを開けてぐいっとやったなあ。打ち寄せる波が夕闇から暗闇になって、音だけが聴こえてきて、すすりなきを波間に隠してくれた。波で涙を洗った(美容には最悪だったんだ!)。

 オトコは涙を夕闇にまぎれて隠す。オンナは涙を化粧で隠す。これが鉄則なのか。

【hmm…な会話】
 さてクリエイター支援の事業準備、粛々と。次々とクリエイターさんに会って惚れています。でもCherryさん、一抹の不安をいだく。出品ラインナップが、女性ウケするモノが多くて、もうちょっと男ぽいデザイン作品も増やしたい。そこで彼女に訊かれました。

 Cherryさん:「男性の好きなものって何かしら?」
 わたし:「オンナ」
 Cherryさん:(とっても微妙な顔で)「デザイン・グッズのことです!」

 また嫌われた(笑)。今日は以上です。

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2008年7月19日 (土)

LEDと愛

 昨日夜帰宅するとき、道ばたに提灯ランプの点灯がずら〜りとあった。今日と明日は近くでお祭りをやっている。提灯ランプだけでなく、川ぞいには灯ろうもどきのランプも点灯する。まあお祭りだからエコだの何だの言わないでおこう。でもいずれもっと省電力で、雨が降っても安全なLEDランプにとって代わられるだろう。

 と、灯ろうのようにぼんや〜り考えていまして、そうだ!今日は環境や人体に溶け込むLEDをテーマにしよう!とピカリとした。

【hmm…なアドバイス160.LEDと愛】
The LightBench is based on modern LED-RGB-Lichttechnik. 
Is adjustable millions of tones through it.  Solidly put
in colors or mild color changes.
引用元  

Led_bench_main 積み木みたい。

 ドイツ語を自動翻訳したので変な英語になりましたが、雰囲気は伝わる。「ライトベンチは最新のLED—RGB技術をベースにしており、1600万色のカラーチェンジができます」云々。このドイツのLEDベンチデザイン、いわゆるベンチのデザインを踏襲しつつ、それが夕方になると“光りだす”というところがミソ。

 Led_bench_05 15

春夏秋冬でテーマカラーを決めて色を変えることもできるし、日比谷公園あたりに設置するなら、他国の国家元首や国賓が来たときに、その国のカラーで染めるなんて芸当もできる(道々に国旗が掲揚されるので)。明るいのに消費電力は95ワットなので年間1万円のランニングコスト(※)。ぼんやりの水銀灯より安いハズ。(※12時間点灯/日として4380時間、95ワットで416,000ワット、1000ワットあたり25円として)

 だがベンチといえば愛だ。愛と言えばベンチだ。熱々の二人が密着して座ったら、重量センサーがそれを嗅ぎ付けて、ベンチも真っ赤になるとか気を遣ってくれてもいい。

【Tile + Lightもロマンチック】
 Tile + light is customisable lighting system, it allows
the user to create desired patterns on tiled walls and
ceilings. No need for exposed cables or difficult wiring.

引用元 
Tile + lightはカスタマイズ可能なライティングシステム。ケーブルが
表に出ることもなく、お好みのデザインを壁に創ることができます

Tile_lights_front  7

 韓国人デザイナーKim hyoさんの『Tile + Light』。バスルームのタイルをLEDで光らせることができる。タイルの形状は基本形が4つ(ないし5つ)あり、組み合わすことで柄や文字まで表すことが可能。

8 3

 バスルームから天井照明を取っ払ってしまい、このLED照明だけでぼんや〜りするのもいい(半身浴読書はしにくいかな)。シャワー室やプール、噴水もいい。だがやっぱりLEDのバスルームだと、なぜか「ロマンチックに入浴ができそうだ」と思うのは、単なるオトコの妄想だろうか?

【光るオンナに惹かれて】
Designer Mary Huang says, "Integrating technology into
a wearable piece can often be cumbersome, so in a success—
ful piece, the design must outshine the technology."
引用元
デザイナーMary Huangさんはこう話す。“衣服とテクノロジーを合体
させるのはけっこうむつかしいわ。だから艶やかな布地で、デザインが
技術を隠すようにしないと”

Led_dress_main

 近未来の結婚式では花嫁は光りに包まれて、バージンロードをやってくるのだろうか?パーティの場で照明を落とすと、まるでネオンサインのように人々が光りだすのか?「君の消費電力はいくらだい?」なんて野暮な質問が飛び交わないとは限らないけれど、オトコは光るオンナに惹かれるのである。“光るオンナ”という意味が、LEDの消費電力単位に変わるのも間近だろう。

Led_dress_02 Led_dress1_w 言葉がない。

【hmm…なアドバイス】
 振り返ればビジネスメディア誠の連載“うふふ”マーケティングの初回で、フィリップスのLivingcolorsを取り上げて以来、LEDの可能性にずっと惹かれている。ベンチのような意外性のある使い方、内側から照らすという照明の常識破り(服内部から女を照らす)、さらに電球にはできなかったアーティスティックな表現ができるからだ。

 2  なつかしい、感じがします

 デザインの殻を破るのは発想力だけではなく、テクノロジーのチカラが大きい。“愛+テクノロジー+クリエイティビティ”、これからのLEDデザインのテーゼかしら。今日は以上です。

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2008年6月12日 (木)

気まぐれにプリンアラモード、それともひと筋にキムチ?

今日はビジネスメディア誠に連載する“うふふ”マーケティングへのリードです。

気まぐれにプリンアラモード、それともひと筋にキムチ?
女が「私のどこが好きなの?」と問い、男が「君のすべてが好きなんだ!」と叫ぶのには理由がある。それは、男女の心に住むものが違うから。そこに 気付くと、商品の“性別”が見えてくる。男品(おとこじな)と女品(おんなじな)——その融合ポイントを探すことが、マーケティングには必要になる。続きはこちらへ。

 男モノ・女モノという旧来の持ち物区分はとうに崩れている。ちょっと見回すだけで崩壊は明らかである。

 長時間勤務を誇る熱血の営業マンの同僚オダッチさんは、ドピンクのケータイをさりげなく持つ男である。その色や派手で良し。かくいうわたし、4年も前だがピンク色の携帯をてらいもなく使っていた。女性が買い物カゴを腕にかけるように、通勤トートバッグをかける男性営業ジムもいる。違和感はない。

 そうそう、イラストレーターもんちほしさん男モノの着物が実にサマになっていた。それがかえって女っぽさをアピールするから不思議だった。何しろ今やランドセルが、24色もの色物から選べるのだから、子ども時分から“男色・女色”というステレオタイプな感性は消滅しているのである。消費者のジェンダーボーダーの消滅、商品開発において重要な伏線なのである。 

Dsc_0029s 男物の着物の似合うイラストレーター。

【女性による商品開発という呪縛】
 ところが商品も店舗もサービスも、まだまだジェンダーの呪縛にとどまっていて、カラを破ったとは言えないものが多い。ジェンダーをウリにする、たとえば女性仕様の自動車、とても野暮であった。西武鉄道のスマイルトレインはいいなと思うけれど(新型電車の先頭車両デザインを、女性チームの開発でスマイルフェイスにした)、「女性パワーでスマイル電車をつくりました!」というPRには“男クサさ”を感じた。 

3 スマイル!

 むしろ男の品格、女の品格を尊重しつつ、男品(おとこじな)と女品(おんなじな)か、どちらかに重心を保ちつつ、その上でジェンダーの境界をあえて踏み越える、そんな感じの商品がいいと思う。

【プリンアラモードを探してー】
 エッセイの中で“プリンアラモード”があります。この画像づくりに苦労しました。ネットから拾って掲載はできない。だが今どきどこにプリンアラモードがあるのか?昔ならデパート最上階のファミリーレストランにありましたよね。今どきのデパ地下にあるわけがない。

 さてどうするか?見つからなければ、セブンイレブンの”がっつりプリン”で代用しようと思っていたところ、相棒Cherryさんが“打ち合わせでアキバに行きます!”というので、打ち合わせの前に奇妙なお願いメールを打った。

 @アキバでプリンアラモードがある店、知らない?@ 
 返信あり。
 @アキバのヨドバシのカフェ“丸福珈琲店”ならあると思います!@

 丸福はプリンで有名なのである。よしイケそうだと、夕方、イソイソと秋葉原に出かけた。ヨドバシの1階でCherryさんと待ち合わせ。「着いたよ〜♪」とメールを打とうと思ったら彼女が現れた。

 「郷さん、すみません!」
 「何が?」
 「ないんです、丸福にプリンが

 なにやら4Fの店頭のメニューを見たところ、プリンの箇所に“抹消線”が引かれていたそうだ。某航空会社と同じで、プリン職人が2人退職して、プリンを焼けなくなったのだろうか?

 困った。だが代替案もCherryさんから出てきた。“万惣(Manso)フルーツパーラー”である。千疋屋と同じだというので、そこならあるだろう!と歩き出しました。万世橋を越えてしばらくゆくとありました。2階の喫茶の席に座り、メニューを開けて、“プリンアラモード”を探すと・・・。

 「あったぁ!プリンアラモード!」 ほっと胸をなでおろして注文を。

 ところが・・・。しばしあと、パティシエぽい男性がやってきた。
 「すみません、本日はプリンを切らしておりまして・・・」 

 えええええ!!! アタマが真っ白というか、プリンになりました。

 「実はプリンアラモードの写真を撮りたくて来たんです」Cherryさんが言った。
 「と言われましても・・・」 パティシエが言う。
 「プリンアラモードに近いもの、ないんですか?」シドロモドロなわたし。

 それで選んだのがババロア・アラモード。プリンかババロアかの違いだけなので、どんぴしゃではありませんが、苦労したので性別ならぬ“識別”は問わないでください。  

Pict0080s ババロアですが。

 さて、原稿入稿したあとでCherryさんから飛んできたメール。
「郷さん、組み立て式スイーツって、おかしくありません?」

2 スイーツは部品です。

 この会社では、店舗から“スイーツのパーツ”をオーダー受付している。パーツといっても食べれるヤツ。納品されたパーツを店頭で“組み立てる”。ここならプリンアラモード・キット、あっただろうに。今日は以上です。

 Pict0079s
 万惣店内のカーテンには、どこかジェンダーなしくずしな匂いがする。

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2008年6月 1日 (日)

敬愛する女性たちへの(気持ちだけの)贈り物リスト

 明日(08年6月2日)ビジネスメディア誠に掲載予定の『イラストレーター・もんちほしの誕生(後編)』のことを考えていました。ゲイサイミュージアム2に行ったとき、もんちほしさんとこんな会話をしたのを思い出した。

 「ドMの話、おもしろかったです」
 「ありがとうございます。」
 (郷独白:ビジネスメディア誠に書いた“にしおかすみこ”の話)
 「あと、indiviの服を買う女の話もよかった」
 (こっちは“女を知る”は難しいの話だ)
 「はあ」
 「郷さん、いつも同じタイプの女性を好きになると、書いていらはりましたよね」
 「はあ」(ちとヤバい展開)
 「あの表の中で、郷さんが好きになった女性、どのタイプなんですか」
 (そうきたか)

 あの表とは、「見た目が男か女か」「心が男か女か」というマトリクス。その中で「私は見事にあるマスに片寄っていた。いつも同じターゲティングなのだ。」と正直に書いた。それでもんちほしさんはどのマスですか?と訊いてきた。詳しくはこちらへ

【hmm…なアドバイス119.敬愛する女性たちへの(気持ちだけの)贈り物リスト】
 正直に答えた。
 「あの・・・見た目が女で、心が男、そんな女性に惚れてきました」
 「やっぱり、そうだと思いました!」ともんちほしさん。

 まだ初対面10分後なのに、なぜ見抜かれたのか? 自分のガードの甘さを嘆き、もんちほしさんの慧眼に恐れいった。もんちほしさんのエッセイでわたしは彼女の恋バナに触れた。人の琴線を書き飛ばしてばかりぢゃ申し訳ないので、わたしが敬愛する女性たちのことを書こう。このブログに登場する女性たちが今日のテーマ。1品ずつ“仮想の”贈り物も添えて。

【Yukaさん】
 麗しき同僚、見た目は女性(姫と称される)ですが、心には闘争心と自負心を秘める。フルマラソンまで完走し、しかも今恋のさなかにいる“旬な女”。

「恋って落ちるもの?それとも昇るもの?」と訊いてみた。
ぜったい、昇るものです!」Yukaさんは誇らかに宣言した。
 ふ〜ん。わたしは自分の昔の恋メモリーをたぐりよせてみたが、皆紐が切れていて、紐が“恋の凧”に使われたか、穴に落ちて引っぱり上げられる救命具だったか、証拠不十分でした。

 そんな彼女に、ホットがあればコールドもあるマグカップを贈りたい!

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 『HotCold Mug』 熱いときは HOT、冷たいときは COLD と色と文字で教えてくれるマグカップで、熱いと白く、冷えると黒くなる。冷えろ、と言っているわけじゃないデス。3900円。

【Mayuさん】
 最近お会いしていないが、Mayuさん元気ですか?彼女こそ見た目女!グラマラスですし(笑)。でも彼女ほどに頭脳明晰でリーダーシップがある女性は滅多にいない。それなのに“心チーママ”なので、男性の10人中9人まで撃墜されてしまふ。“心に女を育てる男が棲む”。微妙な言い回しですが。

 愛すべし彼女にはこれ!うさぎの塩コショウ入れ。うさぎ好きなのは外が女?内が女?

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 『bunny salt & pepper(バニーソルト&ペッパー)』塩胡椒だけでなく、七味唐辛子やシナモンやカルダモンを入れてもいいでしょう。2,520円

【Cherryさん】
 このブログで最多登場回数を誇る?相棒です。誠のエッセイでは“上げて寄せる”というくだりでもチラリズムで登場して頂きましたし、二度にわたる体験編(帽子づくり、ネイルケア)で付き合っていただいて。アタマが上がりません。見た目女性、心はサバサバで発想力も才能も豊か。彼女の才能の爆発を支援したい。相棒でもいてもらいたいのですが。

 そんな彼女の猫屋敷にはこれを!(なんとまぁ猫三匹になるといふので)

Catsinstylemain2  Catsinstylemain5Catsinstylemain3_2 Catsinstylemain6_3

 『Cat's in Style』猫4点セット。『爪とぎポール』『クッション型隠れ家』『箱型トイレ』『ドア』ナチュラル素材でハンドメイド。バラ売りはないようです。猫よりはずっと安いが¥36,000、それだけ払ってボロボロにされたら怒りますか?

Catsinstylemain1_2 36,000円のセット全貌。

【Tomoyoさん】
 ナチュラルにひたむきに生きている。内にパッションを秘め、地球の向こう側に飛ぶことを躊躇せずにやってしまう。先日こんな会話をした。

 「自分の中でこうやろう、ああやらなきゃといろいろ考えながらやっていたんです」彼女が情熱を注いでいる踊り(フラメンコ)のことだ。
 「手足や身体の振り付けだね」
 「アタマで考えたことが身体に伝わなくて、バラバラでパニックになってしまって」
 「それはつらいよね」
 「どうすればいいか、もう・・・わからなくなって。疲れ果てて、このあいだ、何も考えないでひたすら踊ってみたんです」
 「そしたら?」
 「先生が、“今まで一番よかった”と言ってくれて。何も考えないで踊れたねと」

無心で踊れた彼女は突き抜けたいけるかもしれないと思った。それで飯が食えるかまだわからないが、その入り口には立った。そんな彼女にはこれを。

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 『Ghost Vase』アクリル板と花瓶。ほんとうの花と映り込んだ花が共鳴する。実の花は自分で、その自分の姿を客観視する鏡を持つ。それがテーマですね。ちなみに価格は11,500円。

【hmm…な一行アドバイス】
 もんちほしさんを初め、自分らしく生きようとする女性のことを考えるのは楽しい。“自分らしく生きる人を考えること”、それこそマーケティングのコアだと思ふのだが。今日は以上です。

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2008年3月 6日 (木)

早割でも遅割でも、ご結婚は計画的に

今日はビジネスメディア誠での連載「“うふふ”マーケティング」へのリードです。

早割でも遅割でも、ご結婚は計画的に
  早割ではなく「遅割55プラン」をご存知だろうか? 海外挙式の基本料金が
  5万5000円で、申し込んでから55日以内に式を挙げるというサービスだ。
 ウェディング需要が縮小する中で、“遅割”で狙うターゲットとは。

 いよいよ春の陽気。春はあけぼの、人生の出発点です。出発点には愛あり。愛あれば結婚式もあります。2月14日のバレンタインデーに「まっすぐな愛の話」を書いたあと、3月になったら結婚話も書きたいとひそかに思っていました。

 そんなところにワタベウェディングから『遅割55プラン』という新商品が発表されて「これだ!」とひらめきました。ちょっとしたご縁もあって広報室に取材を申し入れました。創業55周年記念キャンペーンでとてもお得なプランだし、キーワードの「海外挙式」「55日以内」というところに昨今のウェディングトレンドを感じました。

 実はタイトルは、これとは違って「分けて離れて寄り添ってXXXX」という案で出稿しました。ですが意味不明なのと、先週の連載のタイトルが“上げて寄せて”だったので、また同じじゃ・・・と変更されたようです。“上げて寄せて”のタイトル案も元の案から少し修正されましたが、それもきっと吉岡編集長がしたはずです(笑)。いつも拙文に愛をいただき、ありがとうございます。 

Pict0361  ある結婚式でのケーキ。

幸せ産業の働くことの幸せ】 
 それにしても“幸せ産業”で働くのは良きことです。毎日人が幸せになる商品をつくり、企画やサービスを考え、実践する仕事、とてもいいと思う。結婚産業はまさに幸せ産業の代表格です。

 邸宅ウェディングで一世風靡したテイクアンドギヴ・ニーズには、ひところ入社の応募書類がテンコ盛りだという話しを読んだ覚えがあります。今もそうなのでしょうか。結婚産業ではないですが、手作りグッズ企画・通販のフェリシモも同じで、待遇とか給与なぞ一時たりとも考えずに「とにかく働きた!」という女性で年中引きも切らずというらしい。

 結婚と手づくりの共通項は「幸せ」であり「楽しい」でしょう。女性は幸せに敏感です。そこが「社会のために・・・」とか理屈をつけたがる男と違うところです。お客さまが幸せになるために、自分が何ができるか、今の仕事の中でもきっと見つかる。がんばってそんな気持ちで働きましょう。

【国際的な国内挙式のトレンドもある】
 さてわたしの与太エッセイを読んでも非婚や晩婚トレンド解消にはまことに微力ですが、なぜか今年に入って、わたしの周りで続々とあるのが“国際的な国内挙式”です。意味不明ですが、そのココロは「日本人女性が外国人男性と神前挙式をする」です。このパターンで知人でひと組確定(おめでとう、Makiさん!)、そしてもうひと組も今月中には決まるのではないでしょうか。

 Makiさんには外国人がよくにあうのは間違いありませんが、なぜ神前なのか?ボーダーレス with Godな結婚に踏み切ったMakiさんに今度会ったら、聞いておきます。しかし・・・ニッポンの独男よ!もっとがんばれ!いつまでも「いつかはきっとMen'sゼクシィ」ではいけません。

 外国人にはどこか神秘的は神社、日本人にはおみくじの場所です。ええいままよ!と運まかせで引いた結婚、吉がでればよし、凶が出ればこれから良くなる一方と考えますか・・・。おっと身からボロが出ますので今日は以上です。

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2008年3月 4日 (火)

信頼は同僚への愛、仕事への愛から。

 今週掲載するビジネスメディア誠のエッセイのテーマ、“愛”と“結婚”です。まだ吉岡編集長にも出稿していないのにバラしてすみません(笑)。

 それを書きながらフト思うことがありました。お客さまにとって良き仕事、組織にとって良き仕事、社会にとって良き仕事の原動力はやはり“愛”。いわゆる男女の愛だと職場愛になるので、それはちと別のこととして(笑)、仕事を愛する、お客さまを愛する、組織を愛する・・・根本にあるのは愛することです。

 愛があれば、仕事で曲がったことをやりそうになったときこう思うはずです。「ああ同僚が何ていうだろうか?」「相棒にあわせる顔がない・・・」 だからちょっと待てよ、やめとこう。苦しくても、お金にはならなくても、やるべきことをやろう。それが愛。

 社会や組織にはルールも規則も必要ですが、曲がったことが起きるのは、組織や仕事に愛がなくなったとき。フタを締めるだけでなく、中身の愛のチェックこそたいせつです。いかに仕事愛を高めるかを考えるのが、経営者の仕事であり、コンサルタントの仕事でもある。

 ちょっと書いておきたくて書きました。今日のhmm・・なアドバイスは夜掲載します。

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2008年2月14日 (木)

愛の告白がマーケティングを救う

  今日はビジネスメディア誠での連載『“うふふ”マーケティング』へのリードです。

愛の告白がマーケティングを救う
 本日2月14日はバレンタインデー。1年で最もたくさんのチョコが日本中を
 飛び交う日だ。義理のためにチョコを買う、自分が食べたいから高級チョコを
 買う……しかし原点に帰り、今日はあなたの大事な人に、まっすぐに愛を
 伝えてみませんか。

 出稿したエッセイが「今日」にちなんだことなので、激務の吉岡編集長にムリをお願いして、「今日の早めの時間にアップしていただけませんか?」とお願いしたら、今日(今朝)の午前2時14分(笑)にアップされていました。編集長、ありがとうございます!

【2人が結ばれる日に】
 申し上げるまでもなくオトコは初心(うぶ)でカワイイ生き物なので、今日という日にささやかな期待も寄せます。義理人情のチョコでも嬉しい。それが本音なのに「義理よりも愛情よりも限定チョコが好き!」なる“自分チョコ”買いがチラホラするのが気になっていました。

 ネットや新聞にも、なぜか「自分チョコだっていいじゃない」「友チョコもいいね」という雰囲気の記事が増えました。もちろん自分で自分に買うのは構わない。チョコを食べると発想が転換できるという効用もあるのでよく買います。友チョコだって、オフィスの義理チョコよりも健全かも。それもわかります。

 だが、商品開発者やイベントプランナーが、自分買いという“自己愛の錯綜状態”を紐とくため、インタビュー調査を重ねたり、データマイニングを駆使して、仮説を立て販売で実証するようになるって・・・それっておかしくない? そんな思いが今回のエッセイのきっかけでした。

 ひんしゅくを買うかもしれないけど、ホワイトデーという日本だけの風習も“後出しジャンケン”みたいでよくないと思う。男からも今日、チョコっと贈り物をしてもいいはず。愛の日、2人が結ばれる日。それを真正面から受けとめましょう。

Pict0414  
 吉岡編集長から頂いたチョコ(もらいっぱなしですみません)

【ささやかな贈り物を】
 わたしとCherryさんからささやかな贈り物があります。チョコではなく有料の提案書なのでごめんなさい(笑)。マーケティングに絞ったコンサルティング・サービスを標準パッケージにしました。

 “お客さま引力の再発見 ” このブログで毎日考えている「お客さまと商売の真ん中にあること」、そこからスタートしましょう、そんな内容です。

「okyakusamainryoku_discovery.pdf」をダウンロード

 では今日が、愛心を持つ人類すべてのみなさんにとって、佳き日であることを祈って。

Pict0425
追伸はあれど「追バレンタイン」って言葉はありましょうか?
Tomoyonさんからいただいちゃいました。あっりがとう!!!

Pict0428
わたしと同じ“愛至上主義者のMayuさんからGet!”
さっそくヒト片いただきました。チョコ大好きです。

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2008年1月25日 (金)

“うふふ”マーケティングこぼれ話 スイーツ男が増えるウラの仮説

 わたしは帽子かむりの男ですが、帽子をかむるひとつの理由に「勇気を出せる」ことがあります。帽子はひとつの変装という意味合いもあるからです。たとえば向こう見ずにも伊勢丹のチョコの祭典『サロン・デュ・ショコラ』に男一匹潜入できるという勇気がそれです。

0

 「10人のうち9人はチョコレート好き。そして10人目は嘘をついている」ということば(米国の漫画家ジョンG.トゥリアスさん)を以前ブログに書きました。チョコ嫌いを公言する人、タマにいますが、ほんとうは嘘つきで痩せ(たい)我慢なのでしょう。誰もが好きなのがチョコ。

【女のイベント『サロン・デュ・ショコラ』に潜入!】 
 08年の『サロン・デュ・ショコラ』は1月23日から始まりました。わたしの潜入は昨日、第二日目でした。ハナモクとはいえお給料日前日。入りはどうなのか?と思いきや・・・まったく暑苦しいまでの人いきれでした。90%まではお客さんの女とお店の女と通訳の女(インタビューやらサイン会があったので)、あとの8%は女に連れられた男とチョコ職人の男でした。残りの2%がわたしのような潜入者でした。営業妨害になったとすれば、誠にすみませんでした。
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 会場見取り図。

 個々のお店をじぃ~と見つめると(やはり)恥ずかしいので、さも「業界人」ありなんの風情であちこち歩き回りました。しかしまぁどれもこれも美味しそうなこと。舌の栄養にはなりませんでしたが目の栄養にはたっぷりとなりました。

Pict0404  ショコラモチーフの展示

【チョコの帽子がありました!】
 フランスを活動拠点とする「ショコラティエ」のジャン=ポール・エヴァン氏、ちょうど氏がお見えだったようで著書にサインをされておりました。

Pict0392 ブレててすみません。

 さすが世界のショコラティエです。展示も販売品もとてもすばらしい。このチョコ帽子を見つけたときは狂喜しました(笑)。さっそく帽子デザイナーの山之井さんに画像をメールしました。帽子だけでなく靴や卵もチョコ一色でした。 

Pict0388 甘い帽子もいいですねぇ。 

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【ウラ・バレンタイン=ひとりでコンビニスィーツ】
 通りすがりのチョコ欲しげの男にとっては実に甘すぎるイベントです。女性の熱気ムンムンだけでなく、バレンタインデーの本質的な意味を“男が(まだ)男たることを女性から認めてもらう”と考えてしまうと、だんだん落ち込んできました。あぁなんという疎外感!(笑)。だんだん気持ちが苦くなってきまして、早々に退散しました。

 伊勢丹本館の階段をテクテク降りて、この苦い経験を反すうしました。この催事、お目当てのカレや今のカレにショコラをプレゼントするため。でも彼女らのチョコへのまなざしを見ていると、カレとかあまり関係なさそうなんです。バレンタインデーとは「女性のための、女性自身の、女性に属しているお祭り」という域にまで達したのではないか。

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 エヴァンの隣のパトリック・ロジェ、女、女、また女・・・

 主役は(カレに贈るにせよ)チョコ買いをする自分自身なのではないか。ショコラな女の目の中に果たして男が映っているのだろうか?もらえる男も結局はアクセサリーにすぎないのではないか?

 ましてもらえない“負け組”の男は、義理も人情もなくなったチョコイベントの中で、ひとりでウラ・バレンタインを楽しむしかないわけです。そこで思い当たりました。

 この季節ならではありますが、“がっつりプリン”などのコンビニスィーツこそ、そんな負け組の救世主になってくれるのではないか?ジェンダー・ニュートラルな甘味市場ができたおかげで数多くの男が救われるわけです。あぁよかった!と言っていいのか悪いのか。男のスィーツのウラ仮説を立ててみました。

 「オレは甘いモノ好きの男だ!」
 「甘いモノには国境も性差別もないはずだ!」
 「だから、女のイベントで右往左往する必要もなぁい!」

 ・・・なんか言い訳めいているなぁ(笑)。

【かなりhmm・・なアドバイス】
 1セット10,000円もするチョコレートも出てきたチョコレート・イベント。これはちとやり過ぎではないでしょうか(と、もらえない我が身からブチブチ)。

 むしろ競争率の高いカレへの想いを差別化するなら、ひとつ原点回帰して「恋文」を書くのもいいと思います。手書きの想い。うまく書けない人は恋文代筆屋もあります。恋はほんらい身を焦がして痩せる想いをするものです。甘いものたっぷりで太っちゃうのではなく“痩せるほど甘い妄想にふける”、いかがでしょうか?これもまた佳きことと思うのですが・・・。今日は以上です。

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2008年1月20日 (日)

愛は紋切りで!

 昨日(2007年1月19日)の結婚披露パーティ、実に凝っていました。パーティのインビテーションのチョコレートカードに始まり、当日の受付のローズマリーの香りに圧倒され、手作りハムもシャンパンも美味しく、外れたけどゲーム演出もすばらしく、最後の引き出物にいたるまで“手作り感満載”の一日でした。さすがはCherryさん!と感服。

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   チョコ型の披露宴のインビテーションカード(by Cherryさん)。

 その準備に追われるさなか、「郷さん、これ楽しいです!」とCherryさんが買ってきたのは『切り紙・もんきりあそび』だった。これが楽しい。たっぷり切り込みました。

51tk6adwoll_aa240_著者 下中菜穂さん

【hmm・・なアドバイス10.愛は紋切りで!】
 始まりは、明治時代の遊びの本。不思議な図形が並んでいるのを見つけた。
 「紋切り型?」江戸時代からある紙切り遊びだという。半信半疑のままやって
 みる。紙を折って図の通りに切り抜く。そっと開くと…。わお!手の中に現れた
 のは「家紋」。もう、そこからは止まらない。

 引用元 http://www.tokyo-gas.co.jp/env/essay/200605/esy1.html

1440_01  この箱に紋切り紙が150枚。

 この一文は東京ガスの環境コラム『かたちの声に耳を澄ませる』。紋切り型をやってみた筆者がハマっていくサマだが、CherryさんもYukaさんもわたしもみんなハマった。何だろう?このおもしろさ。本には江戸時代の家紋に範を得たさまざまな柄の型柄がある。そして和紙は埼玉県小川町の機械漉きを選びぬいて10cm四方の多色。選んだのはウサギ紋です。
 Usagi01_2 Usagi02
 ①原紙(ページ)をコピー          ②和紙を二つ折り、型紙を数カ所のり付け

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 ③カッターでていねいに線を切る     ④すべての線を切ったら開く。

 紋切り柄がひろがる。わぁできた!これが快感。

【型があるから型どおりも、型破りもできる】
 造形作家の下中菜穂さんの発想というか再発見から生まれた。江戸時代から伝わりなぜか忘れられた紋切り遊び。こんなおもしろいことが広まらないなんてもったいないと。下中さんはアシストオンのインタビューでこう語っている。

 型があるので、誰にでも簡単に同じように「かたち」がつくれます。でも、
 型通りに遊ぶうちに、人は必ずそこからはみだしていきたくなるのですね。
 そう、型があるから「型破り」ができる。
 
 引用元 http://www.assiston.co.jp/?item=1440 

1440_09  家紋柄はたくさんある。

【愛は紋切りだ】
 この紋切りの余韻ゆえか、結婚披露パーティのさなか、ふと「愛は紋切りに似ている」と思った。

 結婚披露宴は昔の仲が復活して結婚縁のきっかけも生まれれば、人の幸せな愛を間近にみて、自分の今の愛の状態を比較してしまう場でもあります。現実でもあり夢でもあり、未来でもあり過去でもある。愛はそこでさまざまに交錯する。

 立食のパーティ形式だったのでいろんな愛の話がきけた。A子さん「愛はお互いに欠けたDNAを埋めあうもの(なるほど!そうですね)」。B子さん「相方の仕事、生活力、性格・・・最初と最後はウマが合うのに、肝心な生活力が欠けている(「アナタが埋めてあげればいいのに」「アタシはそう言うの。だけど相方が・・」) 愛は“欠けているものをどうするか”という作業でもあるのだ。

 愛の話を聞いていたら紋切り型を思いだした。愛と紋切り型、よく似ているのです。

 ・紙を二ツや四ツに折り込む (おたがい“片側”からしか見えない
 ・片側から切る (
向こう側まで切れているかわからないまま愛も進む
 ・切っているときは全体像が見えない (
見えるときは別れるとき?
 ・切るのは丹念にしんぼう強くやらないと失敗する (
ヤケはダメ
 ・むつかしい型(愛)もあれば、かんたんな型(愛)もある。 (
まさに
 ・でも愛という型(カタチ)はひとつ (
ウン、きっとそうだ
 ・途中でムリヤリ開こうとすると切れる (
告白も結婚もタイミング次第
 ・広げてみてはじめて全部のかたちがわかる (
ひとりが2人になるか?

 何度か切るとコツがわかるところも愛と似ている。飽きないためには型をはみだしていくのも似ている。さまざまな型(相方)を試せるかどうかは浮気度次第(笑)。

【hmm・・なアドバイス】

 愛に紋切り型のアドバイスはできない。我が力量不足というだけでなく、愛は紋切り型のようにふたりで織りこんで切り込んでゆき、やがて開けていく作業だから。

 悩める人にはせいぜい「どこまで切れていますか?」「切れてないところはどこですか?」「全体の絵は見えていますか?」「もう開けられますか?」と尋ねることぐらいにしよう。

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  料理研究家Cherryさん手作りの引き出物。美味でした。

 今日のブログはCherryさんにささげます。そうそうウサギ紋切り、三枚切りました。まゆさんへ社内便で送りますのでお待ちあれ。

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