9h/ナインアワーズ・カプセルホテル
7時間寝たい!絶対に寝たい!
と思いつつ、諸般の事情で、わたしの平均睡眠時間は5時間半(長くて6時間)。理想睡眠時間には平均75分も足りないので、電車や職場で睡眠補給をしていいます。だからこんなカプセルホテルがあればいいなとは思います。
【hmm…なアドバイス455. 9h/ナインアワーズ・カプセルホテル】
睡眠、寛ぎ、身づくろい。
こころとカラダが、生き返る時間。
9h、ナインアワーズ。 引用元
『ナインアワーズ』という新しいカプセル型ホテルユニット。“デザインの力によって従来にない宿泊スタイルを提案”するという。カプセルホテルとは「安い寝床」というイメージがあるが、ナインアワーズはそれとは違って、ホテル要素をぎゅっと合理的に小型にして、“時間にクォリティを持たせる”というコンセプトだという。アクシスギャラリーで8月19日から展示会が行われる。
【7時間のシステム】
FRPのカプセルユニットは、株式会社コトブキが提供し、寝室環境システムはパナソニック電工が提供。「カプセルに寝る」という閉塞感と、「理想の7時間の睡眠リズム」をどう調和させるか。閉塞感をやわらげる曲線中心のカプセル。入眠・覚醒のリズムをいざなう照明システム。この2つが“9アワー”を実現する上では中心機能となる。
まくらはいいなと思いました。部位によって堅さやサポートが違うクォリティのもの。ビジネスホテルでも寝にくい理由のひとつはマクラです。サイズはたっぷりでも柔らかすぎて、自分の家のヤツとはちがう。それって貧乏性ゆえ?(笑)。
【デザイン】
トータルデザインは、デザインスタジオエスの柴田文江さん、そしてMasaaki HiromuraさんとTakaaki Nakamuraさん(お二人の漢字名情報さえなくてすみません。調査しきれず、というところで)。
宿泊者ターゲットは“出張客”であり、泥酔客ではない。そこは軽い驚きでした。
確かに出張なんて寝るだけだし、今どきは費用制限がかかるのがフツーだから、カプセルでもいい。出張旅費からハミだしたコストを、良いホテルのために負担する人も少ない。だがほんとうに休めるのだろうか?仕事が捗るのだろうか?ちょっとここが疑問ですが、フツーのビジネスホテルよりも、7時間きちんと眠れるのであれば、それはメリット。体験あるのみですね。まずは京都から第一号が開業。
【hmm…なアドバイス】
この新カプセルホテルの市場投入タイミングは絶妙です。大不況の世の中、日本は復興を遂げたい。上京し、地方を飛び回り、東奔西走し、24時間働かないと。豪華なホテルでゆったりなんて価値観は消えました。
まったくそのとおり。でもなぜカプセルなのでしょうか?という疑問は残る。戦後日本半世紀、 エコノミーも、ワークスタイルも、ライフスタイルも、マインドスタイルも、ほんとうに進化し、豊かになったのでしょうか?そんな疑問だ。このホテルのコンセプトが素晴らしいし、設備も良さそうなのですが、そんな疑問も残りました。今日は以上です。
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